おはようございます
私は、地元で生まれ育った者として
本日もお立ち寄りいただきありがとうございます
今日は雨の月曜日
あの日は暖かな金曜日でした。
大事な試験を10日後に控えた私は
麗らかな春の陽射しと春の香りに癒されつつも
数日前からの軽い頭痛と耳鳴りに
だるいなーと思いながら
いつも通りボロのマニュアルの軽で
学校へ向かいました。
毎日楽しみに聞いていた
ホンダスマイルミッション
FMラジオは妙に雑音が多くてがっかり
登校してみると
クラスの数人が
咳もくしゃみもお腹もなんともないのに
頭痛を訴えていました。
二十代前半の身体使う仕事の割と丈夫な男子達
まして試験前で手洗いうがいと消毒は
日々念入りにしています。
これって…もしかして前兆か?と思い
地震予知サイトの掲示板に書き込もうとしたら
ガラケーのiモードが物凄く重いしアンテナも少ない
仕方なくやっと入れた1番アナログな昔ながらの掲示板に
前兆なのでは?と書いたのが昼の12時
対策を取るには遅過ぎる時間でした。
午後1回目の模擬試験を終えて
答え合わせも終えて
教室で一服しながらだべってたら
その揺れはやってきました。
最初は3日前の地震の余震かと思った。
でもどんどん強くなって机の下へ
ああ、これが話に聞く宮城県沖地震かと思いました。
ところが
おさまらない揺れは方向を変えて行きました。
ロッカーも机もねじれるような方向に動いて
幼小中高大と経ての専門学校4年の終わりの月
長い学生時代の1番最後の月に
今までずーっとさせられてきた避難訓練の
成果を試す本番がやってきてしまいました。
私はひざ掛け毛布を被り
クラスメイトと担任と
「ヤベエぞこれ。落ち着いて急いで逃げろ」
の声を聞きながら階段を駆け下りました。
階段部分と校舎本体がズレて動くのを見ながら。
降りてみると喫煙組みが屋外の灰皿のそばで
校舎の壁に張り付きながら
向かいの古い校舎にX状のヒビが入り、上からパラパラと外壁の破片が落ちるのを呆然と見ていました。
「こっち開けろ。狭いところ通るのは危険だ」
の言葉で古い校舎の脇を通るのはやめ
普段締め切りの
隣の民家の私道に出る門から脱出
ブロック塀がメトロノームのように動いてる
のを見ながらダッシュで
河原の教習所のコースへ逃げて
クラス毎に点呼
あちこちで携帯ラジオやワンセグTVで
津波襲来予測の情報を聞きました
私は、地元で生まれ育った者として
私の知っている(小中其々で受けた防災教育による)
大昔の津波の到達地点情報を提供すると
三陸出身のクラスメイト達が
みんなに津波の恐ろしさを語ってくれました。
(3日前の地震で60センチの津波が発生した時
、60センチくらいと言ったら、彼らから
津波の60センチは大人でも流されるからねと
叱られました)
そこからみんなで話し合って
海側へ帰る連中の通れそうな経路を確認
(つまり、渡河地点や道路の高低と海からの距離を確認して1番内陸側の道を勧めた)
解散して下校しようとしたら
真っ白な雪がハラハラと降ってきて
あっという間に吹雪になりました。
帰路も街中は信号がついていたものの
ずーっとボコボコ揺れっぱなし
数日前に行った亘理の鳥ノ海のお寿司屋さんの
池に居た鯉はきっと駄目だろうなとか
先週行った女川の街は大丈夫だろうか?
と考えながら運転し
市内でも標高高めの地点のスーパーで車を停めて
非常食を買い出し
カーラジオをかけながら
ネットで区内の浸水情報を確認しました。
その時にはカーラジオはもう普通でした。
帰宅して、満点の星空を眺めながら
家の玄関で卓上コンロで炊き出し
倒れた冷蔵庫から持ってきた冷凍食品など
夜は手回しラジオを親と交代で回しつつ
玄関のタタキに布団を敷いて
オーバーを着たまま親子で寄り添って寝ました。
◯◯浜で何百人の遺体があがった
そんなニュースを聞きながら
何度もあの忌々しいポポポポーンを聴きながら
原発の恐ろしいニュースを聞きながら
あらゆる方向のすごく人間として大切な事を考えさせられつつ
久々に母の温もりとイビキを感じながら
余震も気にせず眠りました。
この頃にもう余震も気にならなくなってました。
地震に人一倍敏感な私が。。。
何日目かの夜中に母の電話が鳴り
東京から帰れなくなった母の知人から
安否確認と東京で見たニュースの事
東京で長周期地震動で怖い目に遭った話
をされたのをそばで聞いていました。
あの日の事は人それぞれ
人の数だけある経験を
後世に伝えていかないといけませんね。
あの日の事は忘れません
春の暖かな陽射しや
吹雪を見るたびに
毎回思い出します。
揺れを感じたら
海からはできるだけ早く遠く高いところへ
自分の経験なんて経験則としては役立たず
公の情報+アルファの危険性を考えて
最終的にはその場で自分の頭で考える事
防災教育はして多過ぎる事は無いという事
何年経ってもあの日は昨日の事のようです。
そして
ブロック塀は最低限の高さに作り
筋交いを入れ、支柱を法定間隔以内にする事
津波避難場所の事前確認はお忘れなく。
今日も1日素敵な1日を過ごされますように!!
鎮魂:3.11