ある友人にホストクラブディアブロのオーナーは凄い綺麗!と言われ、
MK TOKYO SIMにあるディアブロというホストクラブに赴いたのが、つい最近のお話。


その際にはオーナーに会えなかったのですが、お店の中は凄く活気に溢れて、
そこのNo1ホストのチップ金額が物凄かったのが強い印象に残ります。


さらにオーナーの情報を調べていると、
あのソラマメブログのブログランキング一位ということに更にビックリ。

本日はホストクラブDIABLOのオーナー、miyuyu Jewellさんにお話をお伺いしました!
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emo8889 Xeno: まず最初にSLを始めたきっかけを教えてください。


miyuyu Jewell: 為替とか株式の動きを見ることが好きなので、リンデックスに興味を持っていました。
そんな時知り合いの方に勧められて始めました。


emo8889 Xeno: ビジネス的な発想からだったんですね。


miyuyu Jewell: でも実際にやってみると、お洋服や髪型などアピアランスが自由自在にいじれて、
着せ替え人形のように楽しめちゃう。女の子が自分の願望を満たせる世界だな~って思いました♪


「実際SLをやってみるとAVのキャラに愛着が沸いてしまって」

emo8889 Xeno: それから最初はどのような活動を?


miyuyu Jewell: まず、SLを始めるきっかけとなった人、現在のMK TOKYO SIMオーナーの
masa335iさんが経営する「クラブMK」のマネージャー兼ダンサーをさせて頂く事になりました。


http://slurl.com/secondlife/MK%20Tokyo/151/132/77


実は彼とはRLで知り合いなんですが、私は現在大学生の傍ら、モデルのアルバイトをしてまして、
彼が経営する会社のWEB広告のモデルをさせて頂いた事があります。


emo8889 Xeno: モ、モデルって凄い・・・。


miyuyu Jewell: masa335iさんとしてはRLとSLをリンクするビジネスの一環として
RLモデルのSL内活動のようなものを計画されていたようなのですが、
私が実際SLをやってみるとAVのキャラに愛着が沸いてしまって、
逆にRLとリンクさせず、何かお店を始めたいと思い、現在のホストクラブを始めました。


emo8889 Xeno: なぜホストクラブを?


miyuyu Jewell: 先程申し上げたようにSL自体、女の子が楽しめる世界だと思ったので、
女の子がハッピーになれたりドキドキできる空間を作りたくて
素敵な男性AVを集めたホストクラブという事になったわけです。


最初は、日本人がもっとも集まるMatureの区域として、
最高峰だと思われたSusukino Area2に立ち上げましたが、
集客もかなり出来てきて、環境的にかなり重いということもあり、現在のMK TOKYO SIMへ移転しました。


現在はホストのショーなどを盛り込んだエンターテイメント提供にも力を注いでおり
今後は出張イベントなども積極的にやっていきたいと思っております。


emo8889 Xeno: では改めてホストクラブディアブロのご紹介をお願いします。



http://slurl.com/secondlife/MK%20Tokyo/218/80/28


miyuyu Jewell: ホストクラブディアブロは2007年6月にオープンしたホストクラブです。
2007年8月に"Susukino Area2"から"MK Tokyo"に移転しました。
"DIABLO"とはスペイン語で"悪魔"を意味しますが怖い集団ではありません。
(剣と盾を持った外国の方が来られた事がありましたが... )


料金はチップ制で1Fスペースは無料にてお遊びいただけます。
SLトップレベルのホスト達と 素敵な時間をお過ごしください・・・♪


emo8889 Xeno: 前お伺いした時、凄いお客さんの数でしたね。


miyuyu Jewell: ホスト達が毎日営業を頑張っていてくれるのはもちろんなのですが、
やはりブログの力は大きいなと思います。
毎晩、『ままのブログ見てきました!』というお客様が、数名初来店して頂けるのは凄く嬉しいですね。


「自分が楽しむことが一番とはいつも言っています」

emo8889 Xeno: ホスト達にも教育が行き届いてる感じがしたんですが。


miyuyu Jewell: つい先日仲良くして頂いている関係で、
ピュアマグさんから講師の方をお招きして接客講習を行いましたが、
それまではほとんど何もしていませんでした(笑)


とにかく、自分が楽しむことが一番とはいつも言っていますね。
私自身もそうですし、自分が楽しくなければ人を楽しませることは出来ないと思っていますので。


emo8889 Xeno: ホスト達はmiyuyuさんが面接で選ぶんですか?


miyuyu Jewell: ハイ♪そうです♪私が面接をして、まずは見習いホストになってもらい、
その後接客などをみせてもらって、レギュラーホストに昇格という感じですね。
数名スカウトで入店したホストもいますが、ほとんどは応募をしてきてくれたホストです。




emo8889 Xeno: 先ほどブログの力とおっしゃいましたが、ブログもびっくりアクセス数ですよね。


miyuyu Jewell: ぁはは♪もーーーー超うれしいです♪
ブログを見て、あの服はどこで買ったの?とかあの髪は?とかって、
聞いてくれる女の子も沢山いるんですが、惜しみなく教えますね(笑)


ハッピーな情報はみんなで共有すればもっとハッピーになれると思って毎日更新してます。
身内ネタも多いですが、自分が楽しいことハッピーな事を、

みんなに伝えたいと思って書いてるだけなので・・・。



http://diablo.slmame.com/

emo8889 Xeno: 確かにそれだけ綺麗だと身に着けてる物も気になります。
ではそんなmiyuyuさんの美の秘訣を教えてください。


miyuyu Jewell: そうですね・・・。日々いろんなものを吸収すること・・かな?
このシェイプも思い切り自作なんですが、

常に良いなって思うものがあったら素直に取り入れるようにしてますね。


女の子としての楽しみ方を忘れないことが一番だと思います。
お金をかけなくても出来る努力は沢山あると思います♪


emo8889 Xeno: では今後のディアブロの計画などがあれば教えてください。


miyuyu Jewell: やりたいことが一杯で、毎日時間が足りないくらいなんですが、
まずはディアブロのショーをいろんな所でみなさんに見て頂きたいと思っています。
そして、ホストのアイドル化計画を実行したいですね。
男性アイドルってまだSLには、ほとんどいないと思いますので・・・。


また、これは私個人のやりたい事になってしまいますが、
お友達とErotic Noiseというバンドを結成したので、その活動も徐々に進めていきたいです。
SL界で色々な事が出来るんだっていう事を、少しでも多くの方に伝えることができたら・・・と思います。


emo8889 Xeno: バンドにも挑戦するんですね!


miyuyu Jewell: はい。メンバーは、私と、ミスキサラギのおたまちゃん、
現在モデル活動中のそらちゃんの3人のユニットなのですが、
楽しい事が大好きな仲良し女の子集団なので、

今までのSLにはないセクシーでかっこいいバンドを目指しています。




emo8889 Xeno: デビュー日とかは決まってるんですか?


miyuyu Jewell: 現在まだ曲作りをしている段階なのですが、
すでにライブの予定やオファーが先に立ってしまっていて、
嬉しい悲鳴をあげつつ、打ち合わせを進めています。


間もなくPV撮影も始めますので、知り合いやお友達のシムに協力していただいて
一気にプロモーションを行う予定です。
ヴォーカルは私なので責任重大ですが、がんばります。


emo8889 Xeno: ではSLでの一番の思い出を教えてください。


miyuyu Jewell: 思い出・・・・沢山あるんですけど。
ちょうど昨日2007年9月8日に行われたディアブロ制服コンテストでは、
スタッフ全員が一丸となって取り組めた一体感や達成感が味わえました。


ディアブロホストの制服を公募するという初の試みだったのですが、
大変たくさんの応募を頂くことができて、本当に色んな人の力で一つの物を作り上げるという事の
素晴らしさを実感できたイベントでした。


「ドキドキとかトキメキはRLと同じようにありますね」

emo8889 Xeno: 続いて、SLに感じている魅力を教えてください。


miyuyu Jewell: SLはRLライフさながらの楽しみが豊富な世界で、
とても自由に色んな所へ行けたり色んな事ができたりします。
また、人とのコミュニケーションに関しても、RLよりもずっと早く仲良くなれたりもしますし、
短い時間で多くの方と知り合うことができます。


恋愛に関しても・・・・あ、今抱きしめて欲しいなって思う瞬間に
すぐに出来ないはがゆさも(HUDとかボールとかが必要なので)
逆に楽しんでみたりするのもいいかもしれないです(笑)


emo8889 Xeno: SLで恋愛って不思議な感じですね。


miyuyu Jewell: んーーーーー。正直なところ最初の頃は、仮想世界で恋愛なんてって思ってました。
でも、実際この世界でいろんな方と出会って、毎日いろんな方にトキメキますし、
身近でSL内結婚をされたカップルも何組も見てて、いいなーって素直に思います。


ドキドキとかトキメキはRLと同じようにありますね。
逆にいろんな制限付なぶん切なくて純愛ぽくなっちゃうのかも・・・。
彼氏はまだいませんが、この世界の中でも恋愛はしたいですね♪


emo8889 Xeno: では最後に読者の方にメッセージをお願いします。


miyuyu Jewell: 今後もイベントやショーなどどんどん楽しい企画をしていきますので、
今後ともホストクラブディアブロを、
そしてみゆゆを愛していただけます様、よろしくお願いいたします。


emo8889 Xeno: ありがとうございました!
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今回の取材を通して、この方の行動力には驚きました。
そして噂どおり凄く美人だったので、楽しい取材になりました。


SLが大好きでその世界を理解しているからこそ、ホストクラブを始め
数々のイベント等を成功させ、miyuyuさん自身も凄い人気者になったんだと改めて感じ、
この方の今後は本当に楽しみで、目が離せないなと思いました。


是非女性のみなさんは、ホストクラブDIABLOでmiyuyuさんが作り上げた
素敵な空間のホストに会いに行ってみてください!
もちろん大人気ブログも毎日チェックしてくださいね!

Second Lifeの世界において沢山のリアルプログラマーが活躍しています。
この方のブログタイトルもモロ「エースプログラマのuki-uki 日記」と書いてあり、
私が始めた当初、SLプログラマーといえばこの方が最初に脳裏に浮かびました。


http://blog.g-up.com/hidenori_goto/


それからつい最近、SL24時間イベントの中でかき氷機を見つけ、
面白いと思って、製作者をチェックしたらこの方だったので、今回取材をしようと思いました。


本日はそんなリアルプログラマでもあるHidenori Glushenkoさんに
お話をお伺いしました!
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emo8889 Xeno: SLを始めたきっかけを教えてください。


Hidenori Glushenko: CNET Japan にLindenLabのCEOのインタビュー記事が掲載
されていたのを読んで興味を持ったのが一番初めです。

http://japan.cnet.com/interview/media/story/0,2000055959,20298467,00.htm


元々インターネット系の新しいツールを試したりするのが好きで、
何か面白そうなものが出てきたのでやってみようと思いましたね。
自分のブログ記事のネタにもなりそうでしたし。


emo8889 Xeno: 第一印象はどうでしたか?


Hidenori Glushenko: 「面白い!」と「よくわからない」が半々と言った感じだった気がします。
私自身ファミコン世代で、どちらかというとゲーム好きではあるのですが、
SecondLife をプレイするまで、ネットワーク型のゲームと言われるものは
1つもプレイしたことがありませんでした。


「世界中とつながった世界を、素直に面白いと感じました」
emo8889 Xeno: だったらSLは新鮮だったでしょう。


Hidenori Glushenko: ネットワークで世界中とつながった世界を、素直に面白いと感じました。
その反面、「何をどうしたらいいのか分からない」という印象も強かったです。
オリエンテーションアイランドやヘルプアイランドで、
基本的な操作方法やプリミティブの作り方の初歩などは分かったのですが、
そこから先の道筋などは、さっぱり情報が無いと感じました。


emo8889 Xeno: ではどんな目的を持って活動を始めたんですか?


Hidenori Glushenko: 当初から自分の中に明確な目的があったわけではありませんが、
とりあえず何か売ってみたい、ということで、単純に土地を買うということをしました。

初めは、土地にプリム数制限があることや、プレミアム会員にはFirstLandという
格安の土地を手に入れることができる権利(今は廃止されました)があることも知りませんでした。
そこで、最初にリアルマネーで1000L$だけL$を買い、
そのお金でたしか 32sqm の土地を買ったと記憶しています。


emo8889 Xeno: 32sqm!?


Hidenori Glushenko: ですが、この広さではほとんどモノを置けませんw
置けるプリム数の少なさに愕然とした事を覚えています。
で、周りの土地を買い足して、結局 320sqm くらいまで広げました。


emo8889 Xeno: 物作りはそれからスタートですね。


Hidenori Glushenko: この頃から日本の方が書いている情報サイトを見つけて、
Ivory Tower などの存在を知り、プリムのいじり方などを練習したりして、
初めて作ったのが以下の椅子です。




ただこの椅子、形を作ったのはいいのですが、何故か上手く座ってくれないんです。
きちんと sitさせるのにスクリプトを仕込まないといけない事を知らなかったんですよねw。


emo8889 Xeno: それがLSLの第一歩となるわけですね。


Hidenori Glushenko: はい。幸いフリーでもらったRelax Chairというのが編集可能だったので、
それを分解して調べたりしていました。
結局は透明になったプリムにsitスクリプトが仕込んであったのですが、
しばらくその透明プリムの存在に気づかず、必死で悩んでましたね。


その後、Poserで自前の座りアニメをアップして座らせるようにしてみたり、
ダンスアニメーションを作ったりもしていました。
建物製作や、LSLでラジコンを作ろうとしていたのも、このあたりの時期でしょうか。
自分一人だけでコソコソとやっていました。


emo8889 Xeno: Hidenoriさんは友人が多そうなので意外ですね。


Hidenori Glushenko: 今年の年明けくらいに、以前からチェックしていた Lico さんのブログで
「住人たちで作っていく島 TWINKLE」が住人を募集しているということを知りました。

当時はSecondLife スキルは何もないに等しかったのですが、思い切って参加してみました。


emo8889 Xeno: そこではどんな経験をされたんでしょうか?


Hidenori Glushenko: TWINKLE での活動は今思えばすごく短い期間なのですが、
TWINKLEがあったからこそ、様々な知識を深めることもできましたし、
SecondLife の可能性もより大きく感じることができました。

この活動を通して良い意味でお互いに刺激しあえる仲間と出会えたという事が、
今でも大きな財産となっていると感じています。


emo8889 Xeno: ということは今のHidenoriさんのルーツとも言えるんですね。
例えばどんな知識を得たんですか?


Hidenori Glushenko: SecondLife に関連するあらゆる知識を深められたと思います。
スクリプトの知識はもちろん、建物を作る際に細かく位置あわせする事や、
アバターのサイズと比較してどのような大きさで建築するべきなのかとか。
TWINKLE以前は、オブジェクト編集時のグリッドの使い方すら知りませんでしたからw


それ以外にも、自分でSIMなんて持ったことありませんでしたから
SIMの地形をいじることや、ランディングポイントをどう設計するとか
そういったビルディングに関わる全般的なことは、相当学び、またお互い研究していました。


その他、TWINKLEではサンドボックスを運営していたのですが、
サンドボックスにいらっしゃるちょっと元気な方々に対して、実際に何をしたら警告し、BANにするのか、
BANにしていい規準は何なのか、などを話し合ったりもしました。
他のコミュニティがどういった運営をしているのかと言った事も調べたりしていました。


単純に一緒にやっていた仲間が皆さん刺激的な方々だったので
しゃべっているだけでもいろいろな周辺知識を深められたと思ってます。


emo8889 Xeno: なるほど、他にはどんな活動をされてたんですか?


Hidenori Glushenko: TWINKLE の後は、Accuraさんの英会話教室に参加してみたり、
無謀にもスキンを作る練習などしてみたり、
Second JOBさんの展示会に Asimonさんと一緒にブースを出してみたり、
Microsoft のキャンペーンの卵探しに必死になったりと、
あまり方向性も定まらないままグダグダとやって今に至っています。


emo8889 Xeno: ではHidenoriさんの得意分野、LSLを利用した製作物を教えてください。


Hidenori Glushenko: 色と布(テクスチャ)をHUDで変更できる椅子があります。



「カスタマイズ可能な製品」というと、ダイアログで選択するタイプの物が一般的ですが、
ダイアログの場合、色を直感的に選ぶ事ができません。
もっと分かりやすいインターフェイスをつければ、
付加価値を高められるのではないか、というコンセプトで作りました。
ちなみにこの椅子のオブジェクトのモデリングは Asimon さんで、
私が作ったのは純粋にスクリプトだけですw。


emo8889 Xeno: これ凄いですね!でもどういった手法で?


Hidenori Glushenko: 使っているLSLの機能としては、llListen での通信、
llMessageLinked での通信、llSetColor や llSetTexture での色やテクスチャの変更、
といったあたりがメインです。スクリプトをやっている方であれば大体の実装は想像が
つくのではないかと思います。


emo8889 Xeno: いくつか方法はありそうですね。


Hidenori Glushenko: 色やテクスチャの変更処理で一番単純に思いつくのは、
椅子のルートプリムに仕込んだスクリプトでループを回し、
各子プリム(プリムによっては面指定)の色やテクスチャを順番に変えていくという実装です。
しかしこのように実装すると、1回のボタン操作で色やテクスチャが変更されるのに
結構時間がかかってしまいます。


特に llSetTexture の場合は1回の呼び出しごとにディレイが0.2秒発生しますので、
ループで複数回処理すると見た目のレスポンスが非常に悪くなります。

このレスポンスを改善するために、ルートプリムに処理をまとめるのではなくて、
各子プリムに実際に色やテクスチャを変更する処理を記述しておき、
ルートからは llMessageLinked で変更メッセージをすべての子プリムに向け
て送信するだけ、といった実装にしてあります。


emo8889 Xeno: うん、それだと解決できますね。


Hidenori Glushenko: 細かい部分では、一部私の想像で「この方が多少速いかもしれない」という
ような最適化も実験的に取り入れたりしています。

最適化については、実際にサーバー上でどういった命令が実行されて、
どの命令がどの程度の負荷なのかが分からないと、正確なことはいえません。

たとえば比較処理では、ビット演算<数値比較<文字列比較の順で処理が重くなることが想像できます。

したがって、スクリプトの中で使用するフラグでも、実行頻度の高い箇所で
使用するものはビットフラグや数値のフラグで処理できるようにして、
文字列比較は最小限になるようにしたりしています。


emo8889 Xeno: 他にはどのような物を作られたんですか?


Hidenori Glushenko: この椅子以外でたいしたものを作っていないのですが、
作りかけのものの中では、自分のオンライン状況を表示するブログパーツと言うのがあります。

こちらのスクリプトで工夫している箇所は、登録端末のダイアログで英語と
日本語を切り替えられるようにしている点でしょうか。



言語ごとに別の state として実装したり、ベタにゴリゴリと実装することも
できますが、このダイアログの場合、後で別の言語も容易に追加できるように、
言語と、それに対応する、ボタンやメッセージごとの文言をリストで管理して
いて、現在選択されている言語インデックスにあわせて、表示される文言が
自動的に選択されるようになっています。


emo8889 Xeno: 完成が楽しみですねー。
そんなLSLを使用してみてどんな感想をお持ちですか?


Hidenori Glushenko: LSL があるおかげで、SecondLife の「自由度」というのが、
段違いに大きく見えるのは確かです。
コレがなければ、私は SecondLife を始めていなかったかもしれません。


ただ、私が現在 LSL に対して持っている感想は

 1.プログラミング言語自体の機能が貧弱
 2.SecondLife の各種情報に対してのアクセスに対して制限が多すぎる
 3.インターフェイス構築機能が貧弱

というものです。


emo8889 Xeno: まさにLSLの弱点ですね。


Hidenori Glushenko: 今は LSL の機能が貧弱すぎる事と、パフォーマンスが低すぎるので、
非常に非効率でパフォーマンス重視な、割とベタな書き方をしないといけない。
かつ、書き方にあまり選択肢がないため、オリジナリティを表現できる余地が
非常に少ないと感じています。


また、現在のLSLでは、オブジェクトを操作する為の機能が中心となっていますが、
それ以外の情報、例えば土地の値段だとか、
販売設定になっているオブジェクトの値段等は、LSLから取得できません。


emo8889 Xeno: 見える部分だけでも取得できたら良いですよね。


Hidenori Glushenko: もちろんプライバシーやセキュリティの問題で、
何でも取得できるようにするわけには行かないでしょうけれど、
既に誰でも見れる状態になっている情報は、
LSL からもっと取得出来るようになって欲しいです。


3つめに、今の LSL(とプリミティブ)では、ユーザーと対話するようなインターフェイスは作りづらい。
特に多くの文字情報をユーザーに読ませるようなインターフェイスは、
ノートカードか巨大なテクスチャにびっしりと書き込むなどしか方法がありません。

私は以前、無理やりスクロールバーなどを作ろうとしたことがありますが、
今のLSLではそれも実現できませんでした。


emo8889 Xeno: そういった機能の実装があれば表現が膨らみますよね。


Hidenori Glushenko: プリムの表面にHTMLをレンダリングする機能も、
この先の実装予定に入っているようです。
しかし私は、外部サーバーにHTMLを用意するのではなくて、あくまで SecondLife の中の LSL の機能のみで、
HTML に近いテキストレイアウトやプルダウンなどの要素を作れたら、
出来る事の幅がもっと広がるだろうなと思います。


「住人が便利だと思ってくれるツールやサービスを作りたい」

emo8889 Xeno: では今後はどのような物を作りたいと思っていますか?


Hidenori Glushenko: 多くの SecondLife 住人が「便利」だと思ってくれるような、
ツールやサービスを作りたいと思っています。


今の SecondLife では検索が特に不便だと私は思っています。
この部分を便利にする仕組みは作りたいですね。
サングラスが欲しい、といった時、現状では SLExchange で探すのがもっとも効率が良い。


http://www.slexchange.com/index.php

SLExchangeが便利なのは、よくあるショッピングサイトのように数多くの商品が横断的に
カテゴライズされていて、素早く探せるからですが、
SLの中の世界だと、検索では「店」や「モール」という単位なので、
その先は自分の足で時間をかけて商品を見て回らないといけません。


emo8889 Xeno: 確かに買い物に不便を感じる時があります。


Hidenori Glushenko: もちろん、自分の足で見て回る楽しさというのもあるのですが
「こういうものが欲しい」というイメージが先にある場合、
今のセカンドライフの検索では思うように商品を見つけられません。


これは、ユーザーにとって不便なだけでなくて、商品を作っているクリエイターにとっても、
本当に商品を欲しいと思っている人とめぐり合う可能性が低くなっているわけで
このあたりをもっと便利に出来たらなぁと思います。


emo8889 Xeno: それが出来たらめちゃくちゃ便利ですね!


Hidenori Glushenko: また、私にとっての SecondLife を大きく変えるきっかけとなった、
TWINKLE プロジェクトのように、住人同士が話し合って意見を出し合って
SIM を作っていくという活動ができる場を提供したりもしたいですね。

それ以外では、LSLを書いたりサービスを作ったりするのと合わせて、
いろいろな情報提供活動も積極的にやっていきたいです。


emo8889 Xeno: Akibaに公園を作ってますが、それも活動の一環?


Hidenori Glushenko: 単なる公園ですw。
今でもそうなのですが、何か目的があって広場にしているわけではないです。
初めは本当に池だけがあって、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
池は実は深くて、中に落ちると、一番底にちょっとしたスクリプトの仕掛けがあって
それで脱出出来るようになっています。


Akibaの土地を借りて数日で、何も考えずにこの仕掛けを作りました。
すると、当時Akibaの住人だったpoipoiさんに気にいっていただけたようで
その仕掛けで脱出後に上手く着地する、という単純な遊び方まで発明されたんですw


とても単純なことなのですが、そういう単純な事でもSLでは結構面白かったりw
そういうことがあって、あそこは私にとってちょっとした友達作りの場という位置づけではあります。



http://slurl.com/secondlife/Akiba/182/84/22


emo8889 Xeno: フリーアイテムも置いていますよね。


Hidenori Glushenko: ええ。たくさんのクリエイターの方にフリーアイテムを置いていただいています。
なぜか雑誌に取り上げられたりもしていますし、私がフラフラと公園に顔を出すと
必ず「最近始めたばかりです」という方とお会いできるので、
多少の認知度はあるのかもしれません。


emo8889 Xeno: ではSLでの一番の思い出を教えてください。


Hidenori Glushenko: 一番記憶に残っているのは、
今ではすっかり有名ブランドになってしまった「LicoLico」の Lico さんに
Second Life 内で初めてお会いした時のことでしょうか。


実はLicoさんは、私がSecondLife 内で初めて会った日本人プレイヤーなんです。

当時私のフレンドリストには日本人は一人もいなくて、
一人でこもってコソコソやっているだけでしたが、
ウェブで情報を探しているうちに Lico さんのブログを見つけました。


その頃は Lico さんもまだ初めの服と目玉あたりを作ったばかりで、
メインランドのお店を準備しているような時でした。


私は本当に何も知識がなかったのですが、Lico さんのブログに書いてあった
SLURL をおもむろにクリックしてテレポートしたら、
目の前に描画されたお店の中に一人のアバターがいて、何か作業してたんです。

それが Lico さんご本人だったんですよ。


emo8889 Xeno: ご本人とご対面ですねw


Hidenori Glushenko: いつも読んでいるブログを書いている人が、
目の前にいて何かしている!

これが私にはとても衝撃的でした。


この、「相手が今そこにいる!」という感覚・体験は、ブログなどのように、
相手と時間を共有することの無いメディアでは味わえないと思います。


emo8889 Xeno: 他にSLへ感じている魅力を教えてください。


Hidenori Glushenko: 思い出の部分でもお話した、相手と時間を共有する体験の魅力は
非常に大きいと思います。

また LSL のように、SecondLife の情報をユーザーが操作できる、
いわば「API」が用意されていたり、クライアントがオープンソースになっていたりすることは、
私に限らず多くのプログラマが惹きつけられる部分ではないでしょうか。


emo8889 Xeno: プログラムの世界ではSLはメジャー?


Hidenori Glushenko: プログラマーの世界という立場でコメント出来るほど、
プログラマの知り合いが沢山いるわけでもありませんのでなんともいえませんw。
ただ、はてなブックマークされていたり、IT系ニュースサイトで多く紹介されていますので
「知っている人の数」という意味では、他の職業の方よりも
プログラマーなどのIT系の職業の方の方が多いとは思います。
実際にプレイしている方はまだまだ少ない気がします。



「SLは簡単にプログラマーとしての第1歩を踏み出せます」

emo8889 Xeno: ところで私のような素人がLSLを始めるには何かコツあります?


Hidenori Glushenko: SLの場合、LSLで自分の書いた結果でプリムの大きさや見た目が変わったりして、
結果が分かりやすいという特徴があります。


自分でLSLを書いてみて、プリムを移動させる。
結構単純なことですが、1から自分で書いたLSLでプリムが動いた時、
もしかすると「動いたーっ!」という感動があるかもしれません。


これは極端な例ですが、自分が作ったものでオブジェクトに動きが付く。これは面白いことだと思います。
そういう「面白そう」ということを見つけて、そこを基点に自分なりに調べてみたり、
ポイントだけをスクリプターからアドバイスをもらったりしながら、あくまで自分で作る。

そういう事をしていけば、文法を自然にマスターしていけるのはもちろん、
「スクリプトの楽しさ」を感じてもらえるはずです。


スクリプトの知識を深める・上達させるには
この「面白いと思う」気持ちが一番重要だと思ってます。


emo8889 Xeno: では最後に読者の方にメッセージをお願いします。


Hidenori Glushenko: プログラミング言語を学んだことが無い方は、
プログラミング言語と聞くと、凄く難しいものだと思われるかもしれませんが、
本当は、英語などを勉強するよりも圧倒的にシンプルで習得しやすいものだと私は考えています。
(賛否両論ありそうですが)


これまでプログラミング言語を学んだことが無い方でも、SecondLife の中では
プログラミングをするための環境が初めから整っていて、簡単にプログラマーとしての第1歩を踏み出せます。


emo8889 Xeno: SLを通じて知識を深めていければ良いですよね!


Hidenori Glushenko: 最初は既存の簡単なサンプルスクリプトの改造などからチャレンジして、周り
のスクリプターの方などに聞きながらでも少しずつスクリプトのことを理解し、
そして「スクリプトやプログラミングって面白い!」と思う方が増えてくれ
ればいいなぁと思っています。


emo8889 Xeno: ありがとうございました!
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今回の取材では私からお願いして、スプリクトを詳しく書いた記述をしていただきました。
といいますのも、この方はリアルでもプロフェッショナルで、そんな方が
どのような視点と考えで、オブジェクト製作に取り組んでいるのかを伺いたかったからです。


もちろんその他にもSLならではの出会いや、活動が含まれており
LSLでの活動を中心に色々な世界が膨らんでらっしゃると感じる事ができました。


この方の活躍はご自身のブログにもあります、是非みなさんもその記事を見て
プログラマとしての活動をチェックしてみてはいかがでしょうか?

Second Lifeには沢山の企業が参入してきていますが、
当然良いプロモーションをしたい!そしてSL住人達の目を引く建物を作りたい!

と思っていると思います。


そんな中、実力はもちろん、実績も重要視するとすれば、この方の名前があがるでしょう。
この方の実績は素晴らしく、SL内で数々の斬新な建築を作られてきました。


本日はMetabirds所属の名ビルダーOnakagoo Dibouさんに
お話をお伺いしました。
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emo8889 Xeno: まずSLを始めたきっかけを教えてください。


Onakagoo Dibou: 何かの広告で、物作りが出来るゲームがあると見て
それで興味を持ったのがきっかけですねー。
初めは凄く気軽な気持ちで始めましたw


emo8889 Xeno: 最初から物作りに興味があったんですね。


Onakagoo Dibou: プリムでオブジェクトを作ったり、スクリプトで動かしたり出来ると分かってきてから
これは凄いゲームだぞ、と思いましたねー。
何でも作れるじゃない!みたいな。


周りの人たちが、サンドボックスで色んなもの作ってたんですよ。
ロボットだったり、髪の毛だったり、バイクだったりとか。
みんな思い思いの物を作ってて、その混沌とした風景が凄く新鮮でした。


emo8889 Xeno: それからはどういった事を?


Onakagoo Dibou: 初めて三日目ぐらいから、ドリルロボを作ったんです。
そこで天井突き破ってるやつですw
次にネコアバターを作ってうろうろしてたんですよ、
そしたら今年の初めくらいにMetabirdsのmina Cookieさんから、
アルバイトしてみないかとお誘いを受けまして、
それからはメタバーズで色々とお仕事させて頂いております。


「お仕事として、制約のある中でより良い物を作る」

emo8889 Xeno: SLの世界で仕事をするなんてどんな感じなんでしょう。


Onakagoo Dibou: まあ、ドリルとネコを作って、

それで一度、目的のないプリムいじりに飽きてきてたんですよ。
その時にminaさんからお声がかかって、
もう少し具体的な物作りが出来るかなと思って、引き受けてみたんですね。


それからそこでお仕事として、制約のある中でより良い物を作るってことで
またプリムいじりが楽しくなってきたって感じですねー。


emo8889 Xeno: でもその時期にSLでアルバイトって勇気がいったでしょう。


Onakagoo Dibou: いやー、他にする事もないなーと思っててw
当時は始めたばかりで1L$も持ってなかったんで、こりゃ丁度良いやーと思いましたねー。
そんなんでアルバイトの話には飛びつきましたw


emo8889 Xeno: ちなみにMetabirdsではどんなお仕事を?


Onakagoo Dibou: 主にビルダーですね。銀座や下北沢のSIM整備。
企業案件ですと、メモリス島 という霊園SIMを作ったり、セシール さんやセプテーニ さんの建物、
あとこの前アクセス制限解除したCentral Station を担当させて頂きました。



それとMetabirds SIMのビギナーセンターの建物 とかですね。
あれがMetabirdsに入ってから、初めて作ったものだったかな。


emo8889 Xeno: その中で印象深い物ありますか?


Onakagoo Dibou: どれも思い入れたっぷりなのですが、
自分で一番気に入ってるのはセプテーニさんの建物ですね。
デザインとかほとんどお任せって感じでしたので、
物凄く好き勝手にやらせていただきましたw



http://slurl.com/secondlife/BizIsland/99/197/0

emo8889 Xeno: 一番最近オープンしたCentral StationはどんなSIMなんですか?


Onakagoo Dibou: 1つの未来の世界として、自然と科学のを調和した形を目指してデザインしました。
仮想世界のセカンドライフで、仮想の未来図を形にしてみたんですね。
みんなでわいわいと、あーでもないこーでもないって言いながら、色々考えてみたんですよ。


そんな遊び心が溢れつつも、全員が持てる力を全て出し切って作ったSIMですね。
とても遊び心あふれる場所なので、是非遊びにきてください。


http://slurl.com/secondlife/Central%20Station/156/86/26

emo8889 Xeno: 自然と科学の調和の表現ってどんな感じなんでしょう。


Onakagoo Dibou: まず木々の緑を、とても広めに配置してありますねー。
そして中央に静かな湖畔があります。
緑と水という自然の要素をSIM全体に取り入れています。
ここら辺の基本設計は、リアルで建築デザインのお仕事をしていた、
ebisuya Sporkさんが担当しました。


emo8889 Xeno: そこに未来的なものが混ざるんですね。


Onakagoo Dibou: SIM全体をぐるりと観覧できる電車が走っているのですが、
その電車と各建物の部分が特にそうですね。
ここらへんの建築は、Donmai Frederickさん、

CRUNKY Childsさん、Haz Kazanちゃんなどが担当しました。
そしてスプリクト全般はyou Xiaoさんが担当しています。


自然の中を縫うように電車に乗っていくと、中央に大きな建物があるのですが、
その中にはSculptedPrimsで作られた立体地図や、中央制御室などがあります。
建物の外見は自然の優しさを壊さないようにしていますが、中に一歩入ると近未来的な感じですね。

emo8889 Xeno: ちなみにどのような用途を想定されてるのですか?


Onakagoo Dibou: んーと、もともとJRの関係企業様からの依頼で製作したものなので、
未来の電車はどのように運用されてるかをイメージして作られました。
そのコンセプトイメージを皆様に広く見ていただく、というのが目的ですかね。


emo8889 Xeno: Onakagooさんが建築する時のコダワリとかありますか?


Onakagoo Dibou: まあ、建築の方は元々専門じゃないので得意ではないのですけど、
建築に限らず、他の物を作る時は、
とにかく他ではあまり見ないようなものをデザインするように心がけてます。


ちなみに建築とかはずぶの素人ですw
リアルではフリーランスでグラフィックデザインの仕事をしていたんですよ。


「リアルだと絶対不可能なデザインでも可能」

emo8889 Xeno: そんな中でSLのクリエイトの魅力をどう感じてらっしゃいますか?


Onakagoo Dibou: 建築だけじゃないですが、リアルだと絶対不可能なデザインでも
可能になってしまうって所ですかね。


例えば宙に浮いた家とか、天井のない建物とかリアルだと非常識な事が、
SLでは全然アリってところが凄く楽しいですね。
素人のおいらが建築のお仕事とか請けられるのも、SLならではじゃないでしょうか。
でも何でもありな分、凄く苦労する事も多いのですが。


emo8889 Xeno: それは例えば?


Onakagoo Dibou: 何でもアリって事で、みんな凄く常識破りな物を建てたりするじゃないですか。
その中で、お仕事して企業さんの建物を建てる訳です。


当然宣伝広告としての目的があるので、他よりさらに目立つようにしなければならないし
なおかつある程度のクオリティーとか、建物としてのリアリティーや、
また、要求された機能とかも盛り込まなきゃいけない。


emo8889 Xeno: それは自由だからこその難しさですね。


Onakagoo Dibou: 何よりお客さんが来て、使い勝手が悪いと元も子もないので
そこら辺の兼ね合いが難しいですね。
そこら辺は建築のプロのebisuyaさんに、日々鍛えてもらっています。


emo8889 Xeno: 次にOnakagooさんのお店の事を教えてください。


Onakagoo Dibou: えーと、見たまんまドリルロボの売ってる
「108 PRIMS」ってお店ですw
実はこれ3回程建て直しているんですよ。
最初は普通のコンクリ打ちっ放しのお店だったんですが、
あまりにもつまらなかったというか、当たり前すぎたんで、ドリルロボに叩き壊して貰いましたw



http://slurl.com/secondlife/Shimokitazawa/72/114/27


ちなみに桃源郷にもお店はあります。


http://slurl.com/secondlife/Togenkyo/183/44/22


emo8889 Xeno: 普通じゃ満足できないんですねw


Onakagoo Dibou: ええw
その時はebisuyaさんに色々とアドバイスもらって
割とまともな建物だったんですが、それでも何かつまらないなーと、二人で話してて
結局何も考えないで適当に作ろうと思って、今の形になりました。


基本的にひねくれ者なので、普通だなと感じるともうぶっ壊したくなるんですよw
おかげで商品は未だにドリルロボ四種類しかありませんw


「全然知らない世界や知識を、他の人から見たり聞いたり出来る」

emo8889 Xeno: ちなみに何故ドリルロボ?


Onakagoo Dibou: 子供のころからドリルのついたロボットが好きでして、
将来の夢はドリルロボになることだったので、 SLでその夢を叶えましたw




emo8889 Xeno: そんな夢も叶ったわけですが、今思うSLの魅力とはなんでしょうか?


Onakagoo Dibou: 大勢の人とコミュニケーションがとれるってことでしょうか。
より多くの人とコミュニケーションがとれるって、物作りにはとても大事な事なので。
自分の全然知らない世界や知識を、他の人から見たり聞いたり出来るっていうのは
この上なく貴重な体験なんですよ。


emo8889 Xeno: 全てが経験と知識になりますよね。


Onakagoo Dibou: 更に自分で情報を探しに行っちゃうと、
どうしても自分の好みの情報しか集まりにくいので、
他の技術の専門家から、まったく知らなかった事とかを教えて貰えるってのは凄く楽しいですね。
多分SLを始めなかったら、建築とか一生縁のない事でしたでしょうし・・・。
そういう新しい世界が見えてくるってのが、SLの魅力だと思います。


emo8889 Xeno: では最後に読者の方へメッセージをお願いします!


Onakagoo Dibou: えーと、物づくり楽しいんで、みんなも自分の思い通りの物を作ってください!
作ったら是非みせてね!


emo8889 Xeno: ありがとうございました!
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今回非常に心に残った言葉があります。


「将来の夢はドリルロボになることだったので、 SLでその夢を叶えましたw」


Onakagooさんは笑っておっしゃいましたが、SLってそんな子供の頃から持っている夢を
叶える手段としても、実はとても有効なんだと思います。
そんな純粋な気持ちでSLを楽しむからこそ、
今まで経験した事がなかった、建築という分類で大活躍しているのではないでしょうか。


是非みなさんもその気持ちが溢れるOnakagooさんの「108 PRIMS」、
そしてMETABIRDSが手がけた数々のSIMに行ってみてはどうでしょうか!