ふんわり風船ハート みぶき えみ@月の記憶の声を聴く人

   

月の記憶の声を聴きながら綴る

みぶきえみの世界観🌙

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前のお話

下矢印

 

 

 

 

長男4歳、次男3歳になったころ

私は手術のため、2週間の

入院生活を送ることになった。

 

 

それまでは、子供たちに

精一杯、愛情をかけて

育てたいと思っていた。

 

けど、自分が死ぬかもしれないと

リアルに感じた経験は

子育てに対する考え方も変えた。

 

元夫は実家のある他県に

引っ越していたし

子供との面会も望まなかった。

 

だから、子供たちにとって

親は私一人。

 

もし、私に何かあったら

この子たちには

保護者がいなくなる。

 

当時は、母も60代で

まだまだ元気だったけど

経済力はなかった。

 

私の弟は、まだ未婚で

子供たちを育ててくれるかなんて

わからなかった。

 

そんな思いがごちゃごちゃして・・・

 

 

子供たちが1日でも早く

精神的に自立することと

 

万が一の時のために

高額な生命保険をかけるという

考え方になった。

 

 

もちろん、子供たちを思うが故の

行動だったけど

 

とても緊張した子育てを

することになった。

 

それでも、休日には

プールに行ったり、キャンプに行ったり

できるだけ、思い出を残したいと思った。

 

 

 

 

 

 

今でも、あの頃のことを振り返ると

もっと、子供たちを

抱きしめればよかったって

切ない気持ちになることがある。

 

 

けど、あの頃の私には

きっとそれしかできなかった。

 

今、息子たちが

どう思ってるのかはわからないけど

家族で集まった時に

笑いながら話ができることはありがたい。

 

 

そして、経済力がついた息子たちが

プレゼントをしてくれることも

本当に、感謝しかない。

 

長男は、洋服やアクセサリー💎

 

次男は、いつもは数学の問題集だけど

今年は、宇宙の本だった!

 

 

 

次のお話

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