ふんわり風船ハート みぶき えみ@月の記憶の声を聴く人

   

月の記憶の声を聴きながら綴る

みぶきえみの世界観🌙

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前のお話

下矢印

 

 

世界観ブログもちょうど49記事め。

 

看護学校の記事を書いてる時に

49が回ってくるって面白い。

 

私たちは49回生だったから。

 

病院では、4=死、9=苦しむで

嫌われる数字。

 

縁起悪すぎガーン

 

昔の病院には、4号室や9号室がなかった。

 

だから、入学した時

担任の先生がこう言われたのが印象的だった。

 

「49は、幸せが来るって思って。」

 

先輩が卒業して、2年生になるころ

ふとそんな言葉を思い出してた。

 

1年生の時の病棟実習は

年に2回だけだった。

 

けど、2年生は週に2回

3年生は週に3回の病棟実習があった。

 

実習は、ストライプのユニフォームに

白のエプロン。

 

これだけは、可愛くて好きだった。

 

 

そういえば、戴帽式が終わった後は

ストライプのユニフォームに

ナースキャップをつけた格好で

授業を受けてた。

 

 

今考えたら、変な格好笑い泣き

 

 

けど、あの頃は変だとか

思ったことなかったよね。

 

洗脳って怖い。

 

病棟実習は、とにかく記録物が多く

睡眠時間を削って

記録を書いてたのを思い出す。

 

患者さんの情報収集のため

前日の授業の後に病棟に行く。

 

そして、帰って来てから

膨大な記録をする。

 

実習当日の朝

その記録を指導者さんに出す時の緊張!

 

今どきは指導も

もっと優しいのかもしれないけど

私たちの頃は、めっちゃ厳しかった。

 

指導者さんは

文句だけ言っていいよねって

ずっと思ってたけど

 

数年後、自分が実習の指導者になって

人を指導するって

めっちゃハードって気づいたよね。

 

授業も座学だけじゃなくて

実習室で、いろんな実習をしてた。

 

今の大学では

いろんなものがたくさんあって

採血とかも腕のモデルとかあるらしい。

 

私たちの時は、すべてお互いで練習しあう。

 

採血も、注射も、マーゲンチューブも・・・

 

そして、注射をされるときのあの恐怖!

 

授業を受けて、実習に行って

目まぐるしい毎日の時が流れていく。

 

そんな中で、コンパで出会った

彼と会う時間は

癒しの時間になっていった。

 

もちろん、すべてを

打ち明けたわけじゃない。

 

仮面をかぶったままでの

付き合いだった。

 

それでも、季節の花を見に行ったり

海を見に行ったりと

自然に触れる時間は貴重だった。