ふんわり風船ハート みぶき えみ@月の記憶の声を聴く人

   

月の記憶の声を聴きながら綴る

みぶきえみの世界観🌙

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前のお話

下矢印

 

 

占星術のことは、
もう考えるのをやめよう!

そう決めたはずなのに、
心はどうしても

 


占星術の方に向いていく。

 

あの占い師さんが言ったことは

本当なんだろうか?

 

占星術は

希望を与えてくれるんじゃないのか?

 

私は、鑑定の結果を受け入れる自分と

受け入れられない自分を感じていた。

 

今のように、
学べる本がたくさんある

時代じゃなかった。

それでも、手に入るものを駆使して
少しずつ学び始めた。

ある日、昔よく通っていた本屋さんで
洋書の中古販売が行われてた。

その中の1冊に心惹かれた。

表紙に、とっても美しいホロスコープが
描かれていたからだ。



中古で安かったのもあって
買って帰ったけど
当時の私は、どちらかというと
英語は苦手だった。

それでも、読みたいという気持ちは強く
辞書を片手に
ゆっくりと読み進んでいった。

星のことを
もっと知りたいっていう気持ちは
日に日に強くなったけど


今のように、好きなことで起業するなんて
選択肢はなかった。


 

 

「あなたの人生最悪ですね」


 

そう言われたころ

自分に起こっていることが受け入れられず

けど、命を断つこともできない

そんな気持ちになっていた。

 

けど、私は進路を決める時期に来ていた。

 

適当に働けばいいと思っていた私に

「看護学校」という選択肢を

持ってきたのは母だった。

 

母は、付添婦として働いていたので

そんな情報を手に入れたんだろう。

 

小・中学時代、看護師になりたいっていう

友達は結構いた。

 

私たちが小学生の頃に始まった

「キャンディ・キャンディ」の影響。

 


 

私も、キャンディキャンディは好きだったけど

看護師になりたいって思ったことなんて

1度もなかった。

 

それより、キャンディは5月生まれで

同じ牡牛座なんだっていうことの方が

私にとっては興味深かった。