ふんわり風船ハート みぶき えみ@月の記憶の声を聴く人

   

月の記憶の声を聴きながら綴る

みぶきえみの世界観🌙

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前のお話

下矢印

 

 

中学の時の成績は良かったから

私は地元の進学校に入学した。

 

公立の高校だったから

いわゆる受験戦争を経験したわけじゃない。

 

けど、100%近くが

大学に進学するという高校。

 

私も何も考えず

大学に行くものだと思っていた。

 

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小さな世界ではあっても

進学校に入学したことに

母はとても喜んでいた。

 

そして、私を教師にしたいと

思っているようだった。

 

それは母の夢だったんだと思う。

 

私は、将来の事が

全くイメージできずにいた。

 

何がやりたいのかもわからなかったし

将来したいこともなかった。

 

体育祭では、チアガールをしたり

放課後は友達と遊んだり

普通の高校生らしい生活をしていたように思う。

 

進学校なので

成績はトップとはいかなかったけど

悪くはなかった。

 

県外に行くことは

現実的ではなかったので

県内の国立大学を目指せる。

 

担任の先生と母の間では

そんな話が繰り広げられていた。

 

一見、将来の見通しが

明るいような感じがする。

 

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けど、人生の舵は

手元から離れているようにしか

感じられなかった。

 

 

次のお話

下矢印

 

 

星の年齢域

15歳からの10年間は「金星」の時期。

 

金星は恋愛の星ともいわれるけど

それだけじゃない。

 

本当に自分が求める

心地よさを知ること。

 

それを、恋愛を通して学ぶ時期。

 

そして、未来に対する夢や憧れ

そんな妄想を思いっきり描く時期だ。

 

その反面、進路選択という

大きな決断もやって来て

 

親からは、将来を見据えた選択をすること

未来のために、努力することを求められる。

 

けど、心の中では

自分を愛することを学ぶ時期。

 

だから、葛藤が起こり

いわゆる反抗期がやって来ることも多い。

 

けど、この時期に

自分求める心地よさを実感するのは

至難の業だ。

 

特に、幸せってこういうものっていう

テンプレートを押し付けられてきた

 

私たち世代にとっては。

 

15歳から25歳までの金星期に

私は、大きな人生の転機を

いくつも迎えることになった。