ふんわり風船ハート みぶき えみ@月の記憶の声を聴く人

   

月の記憶の声を聴きながら綴る

みぶきえみの世界観🌙

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前のお話

下矢印

 

 

小学生になって、10歳くらいの頃

天体観測の宿題が出た。

 

星座版をもらって、それを持って

暗くなった道路に出るのが

本当に楽しみだった。

 

 

星座盤を見ながら

夜の空に星座を探していく。

 

オリオン座は、見つけるのが簡単で

毎日探すのが楽しみになってた。

 

星座といえばオリオン座。

 

そんな子供の頃の気持ちが

大人になってから

トリオン座を作ることにつながったのかも。

 

 

 

宿題が終わってからも

空を見上げるのが、習慣になってた。

 

私が子供の頃は

今よりも、外灯が少なくて

もっと星がキレイに見えてた。

 

 

視力の問題かもしれないけど(笑)

 

星を見てると

何だか吸い込まれそうで、神秘的。

 

子供の頃、空想とかするのが

大好きだったから

 

夜空を見上げながら

いろんなことを、考えて楽しんでた。

 

星座を知った時、とっても不思議だった。

私たちが夜空を見上げるとき

そこに見える星は

それぞれ、ひとつの星だ。

星に線が、引かれてるわけじゃない。

 

けど、星を繋ぎ合わせて形作り

オリオン座とかって星座をつくる。


そして、その背景にある

神話の物語を、その星座に感じるのだ。

 

その後、知らず知らずのうちに

星座や天体の神話の世界に

引き込まれていくことになった。

 

振り返ってみると

星座に夢や希望を感じることは

人生につながっているように思う。

 

星座を感じるって

コンステレーションを感じること。

コンステレーションは

ユング心理学では、布置の意味。

ひとつひとつの出来事が

それだけではどんな意味か分からなくても

 

それらがひとつのまとまりとして

全体的な意味を現してくる。

あるとき、突然それに気づく。

夜空に輝く星たちも

つながり合うものとして見たとき

星座っいう意味ある形を作り上げる。

辛いことや苦しいことが起こった時

その渦中にいると

そのことにしか意識が向かず

何とか抜け出そうと葛藤する。

その苦しい経験は

実は未来に向かってのひとつの出来事って

気づくのは、少し後になってからだ。

少し大きな視点で見るようになり

全体像が見えてくると

 

あの経験のおかげで今があるって

素直に思えるのだ。

 

この時の経験があったから

きっと私は占星家になったんだろう。

苦しくつらい経験は

実は自分の中にあるものだと

気づかされる。

この世界は

私たちの内面の投影だ。

だから、私たちが持つ

苦しさや辛さに呼応するように

外側の世界が現れる。

初めてこの考え方を知った時は

受け入れがたい気持ちだった。

こんなに辛く苦しいのは

自分の内面が作ったものだなんて!

けど、コンステレーションっていう

星座と同じスペルを持つ

布置という考え方に惹かれた。

人生で起こる、全てのことに

何かの意味や物語を感じ

その意味や物語に従って

選択や行動をする。

すると、辛く苦しい

ネガティブな経験であっても

そのおかげで今があると思える。

そして、自分の心に正直に

やりたいことに心を注いでいると

シンクロが多発したり

創造的なひらめきを

与えられる瞬間がある。

自分の物語を生きることで

宇宙の扉が開き

困難や障害を克服する

ヒントを授けてくれる。

私たちが何を信じているのか

何に意味や物語を、見出しているのか。

そして、自分に正直に生きているのか。

それが最も重要なこと。

人生は

自分の星座を感じ
(起こった出来事のコンステレーションを感じ)

自分の星の世界に意味を見出し
(出来事全体の意味を見出し)

自分の星物語を創ることだ。
(そこに物語を創る)

 

 

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