ライブレポ@いわき育英舎 その2 | 北極星を目指す旅のうたびと 詠美衣(えみい)のブログ

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歌うことで酸素を取り込む-“ウタ呼吸”で生きてます。

目指すは北極星。

暗闇で彷徨う人の命をつなぐ、小さな光になれたら…
そんな想いで詠(うた)っています。

当日。まずは体育館で元プロボクサーの坂本さん、川崎さん、伊藤さんと、子どもたちのボクシングセッション。

私もセッションに参加o(`ω´ )o



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全く縁のなかった世界!初体験!!

意外と力の入れどころが難しかったー!!


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左から、川崎さん、伊藤さん、坂本さん。

ひたすらミットを構えて、子どもたちの想いのこもったパンチを受け止める。



⚫︎⚫︎(子どもの名前)!
今までで一番嬉しかったこと思い出してパンチしてごらん。
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照れながらも、パンチ☆



次は、今までで一番悲しかったこと思い出してパンチしてごらん。

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表情とパンチの音が少し変わる。


よし、じゃあ最後は、⚫︎⚫︎が一番怒ったこと思い出して思いっきり!

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バンっ!ドスッ!
口をきゅっと結んで、真剣な眼差しでミットを打つ。



最初は乗り気じゃない中高生も、
どんどん本気になっていく。

みんなで応援したり、拍手したり。


心が開かれてゆく。
ああ、みんな、とってもいい顔。


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坂本さんは、自身も児童養護施設のご出身です。

そんな坂本さんの言葉で、好きな言葉がある。


何もわからない子どもたちを傷つける大人。

でも、その傷を癒すことができるのも大人。


もう一度大人を、人を信じてほしい。

クサんなよ。グレんじゃねーぞ。
一緒に頑張ろうな。

お前らを本当に想っている
大人もいるんだよ。

って、そんな想いが伝わってくるんだ。

✳︎   ✳︎   ✳︎

ここにいる子たちはみんな
人の痛みに敏感だ。

だから、とても優しい。

私が名札を付けようと服にピンを刺そうとしたら、

「痛いくないの?痛いのだめだよ!」

と必死に止めようとしてくれる3歳の女の子。

まだまだ親の愛情がいっぱい必要な時期なのに、相手のことを思いやる心を持っている。


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そして、そんな小さい子を
膝に乗せたり、腕に抱えたり、
一緒に走り回ったりする中高生。

彼らにはもう母性や父性がにじみ溢れて見えた。

本当にしっかりしてて、頼もしい。



すっかり胸が熱くなってしまった私は、一瞬抜けて、密かにトイレで泣いた(笑)


ボクシングセッションが終わったら、私の歌の出番。


泣いてられないぞーーーー!!!


この子たちにいい歌を届けたいという想いがますます沸き起こり、気合を入れるためにまたリングに向かったのであった。(笑)


カンカーン!(ゴングの音)


つづく

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※こちらは元プロボクサーで主催者の伊藤さん。そして寄贈したサンドバッグ。
2分間パンチ連打で、ボクシングセッションの最後を締めくくってくれました!!!!