1ヶ月前の記事ですが...読売テレビ「かんさい情報ネットten」に取材いただきました。


【特集】女性を守る最後の砦“緊急避妊薬” 薬局での販売は認められるのか―

一体いつになれば、日本の産婦人科団体は、緊急避妊薬へのアクセスを女性の権利として推進するのでしょうか?

以下、記事より
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「避妊ということを学ばずに義務教育を卒業するこの状況の中で、国の性交同意年齢が13歳なわけなんです。十分な性教育も行われていない中で、これが薬局処方となると13歳の子たちが自己責任を問われていいのかというところは大きな懸念があります」

日本産婦人科医会では、今後の検討会に向けて、現場で処方を行っている産婦人科医を対象に、処方の背景を含めた現状に関する調査を行い、課題を洗い出し意見集約をするということです。
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リプロダクティブライツをふみにじる産婦人科医ほど悲しいものはない、、、
そして、性暴力の二次被害につながりうる発言には本当に注意しなければならないと感じました。

・意図しない妊娠のリスクを抱える全ての女性と女の子には、緊急避妊へアクセスする権利があります。(WHO)

・産婦人科医の役割と倫理的義務は、性と生殖に関するヘルスケアが科学的根拠に基づき、権利の枠組みで提供されているかを確認することです。(FIGO)

・緊急避妊薬は重要なバックアップであり、性暴力の際には特に有用です。(WHO)

今年度、緊急避妊薬のスイッチOTC化の議論が再開されます。ぜひ多くの方に関心をもっていただければと思います。