「難解な内容(だけど面白い)」と「まといのば」主宰からコメントを頂いたこの記事()。
伝えたかったのは、「難しいことは考えずに、姿勢を正そう」ということだったのですが、確かに言葉足らずで分かりづらいな、と気になりました
自分の記事に対する解説(?)とツッコミ(?)、読んでくださる方にとって面白いかな?と迷いましたが、書き始めてみます。
興味を持って頂いた方は、のリンクから記事をお読み頂いてから、この後を読み進めていただくのが良いかもです
では、
ピンクの文字が元々の記事、黒の文字が今日書き加えた部分です
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身体の癖(クセ)のようなものってありますよね
私は肩が巻き込みやすいのが癖だと思うのですが、ストレスから(ストレスの圧への防衛的な反応として)そういった姿勢になっている、と伺いました。
「防衛機制(ぼうえいきせい)」という言葉で説明される心理的働きがあります
「酸っぱいぶどう」がよく例として挙げられますね
「酸っぱいぶどう」とは、高い所になっているブドウの実が欲しいキツネ🦊が、手が届かなくて取れないから「あのブドウは酸っぱいんだ(だから取れなくて良いんだ)」と自分を納得させるお話です。
自分にとって不都合な受け入れ難い状況から自分を守ろう(=「防衛」しよう)とする心理的な仕組み(=「機制」)のことですね
「酸っぱいぶどう」は「防衛機制」のうちの「合理化」と呼ばれるもので、状況を理屈で説明(あのブドウは酸っぱいから要らない)しようとしますが現実を直視せずに歪めてしまっています
「防衛機制」は他に、「抑圧」「否認」「退行」など10種類くらいに分類されています。
心の状態は身体にも表れますね。
私の肩が巻き込んでいたのは、ストレスを感じる状況から自分を守りたいという気持ちの表れだったと言えますね
自分ではストレスを感じている自覚も無かったのですが、言われてみれば・・・
そこで私は「強くなればいいですか?」とご質問したんです。
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どう思います?
この質問には2つの意味があったんです
①「強くなればいいですか?」という質問自体について、どう思いますか?
というのと、
②「強くなればいいですか?」という質問に対して、どういう答えがあると思いますか?
というもの。
①については、質問自体の検証ということですね
私としては、そんな質問をするよりはストレスを感じた状況を振り返って「こう感じていた」と話せば良かったんじゃない?と、その時の自分に言いたいです
質問自体に「防衛」的な姿勢が表れているとも言えますね。
②については、もし自分がこの状況でこんな質問をされたら何と答えられるかなと、難しく思います!「強くなりたいの」って聞くかな?
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先生から伺ったのは、「姿勢を正すだけ」「強くなるというのは雲を掴むような話」というシンプルなお返事でした
「強くなる」って言っても、何が強いのかなんてハッキリ断言できるようなことではないですね。
かつては腕力や記憶力があることが「強い」ことだったのでしょうが、時代は変化していますね。
「強い」って状況によって変わりますね。
そして、姿勢、大事・・
弱さを克服して強くなろう、なんて考え始めると、(私の場合)Tamaki的方向に進んでいきそうな予感しかありませんが、
「Tamaki」とは、簡単に言うと「一人で頑張ってしまうこと」
「弱さを克服して強くなろう」「ストレスに強くなろう」と、心の問題として対処しようとすると、「私のここがダメだ」「ここが足りない」と自分にだけ意識が向いてどんどん自分の中に閉じてしまいそう、ということが書かれています。
「姿勢を正す」ことでストレスへの対応も変わっていくと分かると、希望が持てるなあと嬉しくなりました
実は私、「姿勢を正す」ように言われたとき、「姿勢を正せば強くなれるんだ!」と嬉しく思ったんです。そんなに「強くなろう」って思わなくてもいいんじゃない?と、この記事を書きながらも思いますねー
でも、姿勢は大事!!
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