前回の記事では、何かを学ぶときに「楽しむこと」「笑うこと」「心地良いこと」が大事と書きました。
ここで思い出すのは、「まといのば」本家ブログで、「弱点克服」を重視する学校教育について書かれた記事です。
現実世界の試験では、得意科目だけを勉強すれば、百点満点なのに1万点とか獲得できるのです。
(逆に抜けている部分が多すぎるのですが、それはお互い様ということで、相互扶助するのです)
逆に学校教育(と言う名の受験対策)でなぜ「弱点克服」を重視するかと言えば、得意科目の上限が決まっているからです。満点が上限なのです。
(このことが構造的な大問題であり、教育の目的であるところのIQ向上を最も阻害しているということに気付いている人は多くありませんw)
ですから、戦略として、最もコストパフォーマンス(費用対効果)が良いのは、弱点科目の低い点数のものを高くすることであって、すでに得意科目で高得点を取れているものを、もっと上げていくのはコストパフォーマンスが悪いのです。
(しかし、生徒としては、好きな科目を好きなだけ勉強するのは楽しいのです。そしてその喜びを罰するのが学校です。学校というか、この構造的欠陥が罰します。いわばシステムの問題なのです。まあ、ひどい話です)
好きなことを勉強するのは楽しいし、楽しく勉強していたらIQも上がりますね!
でも、学校教育(=受験対策)では、例えば得意な国語を90点から100点に上げるよりも、苦手な社会を50点から75点に上げる方が、良い戦略とされてしまいます。
私は受験対策についてはあまりに当たり前に受け入れてしまっていましたが、この記事を読んで確かに変な教育だなと思いました
嫌々ながらやってもなかなか身に付かないものだし、「今日も好きな教科しかできなかった…本当は社会をやらなきゃいけないのに」(私の実話)みたいに間違った自己嫌悪に陥ってしまったりもしますね
好きなことを勉強する喜びを罰せられた影響は、何かを楽しむことへの罪悪感につながるかもしれません。
また、学校を卒業しても、苦手は克服しなきゃ!と心のどこかで思っている人も多いかもしれません。
でも、「苦手・弱点」を克服することから、「好きなこと・得意なこと」を追求していくことに変えていって良いのですよね
気功に対して、「難しい理論が分かるかな?」「私に気を感じられる?」など不安もたくさんあると思います。
でも、「気になる」「気功を受けてみたい/やってみたい」という楽しむ気持ちを大事にして、ぜひ第一歩を踏み出してくださいね