最近「湿潤療法」についての記事を書きました
傷口は、乾燥させずに湿潤環境を維持することで、痛みが軽減し、きれいに早く(というか消毒や乾燥に邪魔されないから普通の速さで)治ります
お読みくださった方の中には、
「オイルトリートメントのオイルも肌の湿潤環境のため?」
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
一般的な感覚に反して、オイルトリートメントやオイルでのセルフケアは、肌表面を潤わせる(肌を覆って保湿する)ためのものではないのですよね
「湿潤療法」はあくまで傷に対して行うもので、そうでない肌に対して行うものではありません。
肌表面のためでないとしたら、オイルは何のためかというと、「細胞の栄養」のためなんです
私たちの身体(細胞)に必要なオイル(油)を外から取り入れるためですね!
私たちの体・細胞にとって主要な成分である油が足りなくなると、様々な弊害があるということですね
オイルの取り入れ方は、
「内側から取り入れる食事」
「外側から入れるオイルトリートメント」
の二つ。
「まといのば」本家ブログでも、「オイルトリートメントの基本は細胞への浸透」であり、表面に残ったオイルは洗い流したりタオルオフすると書かれています
結論から言えば、セサミやホホバオイルを外から塗ることによって保湿することはありません。
オイルトリートメントの基本は細胞への浸透です。そして細胞は必要な分だけを吸い取ったら、不要な分は受け取りません。
それにオイルで保湿してしまうと、端的に言えばベタベタしてしまうので、脳アロマであれば全身をシャワーで洗い流しますし、そうでない場合もいわゆる簡易的なタオルオフで不要なオイルを取り除いてしまいます。
保湿液の重要な成分は尿素です。これは皮脂や汗で代替されるものですが、十分に外から渡されれば、身体は分泌をやめます。
逆にオイルトリートメントの場合は、細胞の内側から潤わせるので、さぼるどころか活性化します。
(中略)
オイルは保湿ではなく、細胞の栄養であり、(角質や皮膚常在菌を含めた)細胞の正常化です。
「まといのば」ブログより引用
このような知識が入ることで、「オイルを塗る」ことの見方が変わりますね!
オイルトリートメントで、身体を内側から潤わせていきましょう
RaySalon・新宿店でお待ちしています。