地獄と極楽の
お箸の話って知ってます?
この人、急に何を言い出すの?と
思われたかもしれませんが
最近の私自身の気づきと、昔から好きな
仏教の法話が自分の中で繋がったので
シェアしたいと思います
(私は仏教がとても好きなんです)
地獄も極楽も
みんな同じお箸を使ってるんですが
それってどんなものかっていうと…
めちゃくちゃ長いんです
三尺三寸箸と言って、約1メートル
あ。なんでそんな箸使うの?ってツッコミは無しですよ。
法話ですから、法話
地獄にも極楽にも食べ物は同じだけあって
使うお箸も同じ。
それなのに
地獄の人はみんな痩せ細って
いつも空腹
極楽の人はみんな福々しくふくよかで
いつも満たされている
何が違うかっていうと
食べ方が違う
地獄の人はみんな
自分だけが我先に食べようとしていて
でもお箸が長いからうまく食べられない。
人が食べられそうになると邪魔したくなったり
ずるい!と妬んだり
奪ってやりたくなったりもする。
だからずっとお腹は空いてるし
人に厳しいしイライラしてる
一方、極楽の人は
「お先にどうぞ」
「あなたもどうぞ」
「どれがお好きですか?」
「もうひとついかがですか?」
とお互いを思いやって、食べさせ合っている。
だからいつもみんな満たされて安心して
ニコニコしている
これが地獄と極楽のお箸の話です。
静かでステキな空間で、ノンアルコールのカクテルも美味しい超穴場の極楽でしたん
それでそれで。
その話と繋がった私の気付きはというと。
私は今までに、
カウンセリングや脳心理学を勉強したり、
いろんな人のお話を聞いたり
セッションを受けたりしてきたんですね。
そして
自分でもセッションの提供を始めようと
思い立ってから…
実はもう1年以上過ぎてしまいました
私の行動の1番のブロックになっていたのは
自分で自分を整えられて
ないじゃないの!
という自分へのダメ出しでした
すぐグルグルするし
同じパターンに気が付いたら陥っているし
自分の気持ちが言語化できない時もある
自分のこともできてないのに
人のことなんてできないだろ!
と、私の心の中のインナー鬼軍曹が
いつも厳しく私を見張っていたんです
でも
最近お話したある先輩から
自分のことは1番見えないから
人に見てもらった方が早いし
楽だよ〜
と軽やかに言われて
そして
私も人にはそう言ってる!
と気づいてしまったのです
だって
だからセッションが人の役に立つと
私自身も思ってるわけだし。
脳の仕組みから言っても、
自分では盲点になってしまうことが
たくさんありますし、
人の意識の95%以上が潜在意識、
つまり無意識の領域なので、
(研究によっては99%とも)
普段、自分の意識に上がっていることというのは
ホントにほんのちょこっとだけなのです
自分のことがわからないのに
人にセッションなんてしたらいけない
私のその自分へのダメ出しは
実は全く逆でした。
長いお箸では自分でご飯を食べられないように
自分で自分のことを客観視するのは
難しい時だってある。
だから
お互いに「どうぞ♡」と食べさせ合うように
相手のことを見てあげて
自分のことも見てもらって気付いたっていい
全部自分でしようとしなくても大丈夫
みんながそれぞれ自己完結していたら
迷惑はあまりかからないかもしれない。
自分で全部できたら気楽かもしれない。
でも
そこには与えることも与えられることも
生まれない。
循環が生まれない。
そこには繁栄も拡大も喜びも
少ないと思うのです。
やってもらうからこそ感謝の気持ちも生まれるしね銀座の和食ランチ〜感謝
依存や奪い合いではなく
自立したもの同士の
与え合いと共存
そんな愛が循環する極楽な世界が好みだなぁと
思ったのでした
そんなわけで
近々お茶会やセッションなど、
何かしら企画しようかなぁと考えてます
お話するの楽しみだなぁ〜うふふ