日本という国で、これから本当に必要な事は何であろうか。
人生とは何であろうか。
この世で生きる意味とは何であろうか。
人としての存在意義は何であろうか。

そんなことを考えてたどっていくと、結局は同じ山を登っていくことに気づかされます。特に、その道を極めた各界の人々の想いへ触れる度に同じ山を登る同志という感情を抱きます。そして、日本人こそが争いのない世界を築くことができる民族なのではないかと。そんなことを多くの方が口にし始めております。そして、それぞれの道を極めている方々の声をしっかり聴いてみたい、それを伝えたい、届けたいと思うようになりました。

無理矢理お友達になって頂いた方もおられますけれど、基本、私の身近の知人の有名な方へお願いしてインタビュー映像を撮らせて頂きましたので、はやく観て聴いて頂きたいです。ホームページを作らんと。。。 

今までに撮りためた映像はこの方々。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
映画監督:白鳥哲さま →リンク
陶彩画家:草場一壽さま →リンク
幸福に生活するダウンシフター:高坂勝さま →リンク
造り酒屋:寺田本家の若旦那さま →リンク
農学博士:比嘉照夫さま →リンク
ピアニスト:仲道郁代さま →リンク
 *私もダイアリーに写真が載ってたhttp://www.ikuyo-nakamichi.com/diary/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

脈々と日本人の中に染み込んでいる「和」の心
平和 調和 英和 和み 和気藹々 ・・・
どんな時も黙々と並ぶ日本人に驚異する外国人
被災しても略奪が当然にならない日本人
落ちていた2万円の現金が交番に届けられていた日本人(妻談)
こんな思いやりの心を本来はみんながもっている
平日朝の殺人的な通勤電車で不機嫌な会社員にもある
みんなが持ってる
忘れているだけ
本当の平和で暮らしたいでしょ?

和を以て貴しとなす

これは好きな言葉です
「和」は好きな漢字です


お話し変わりまして本題へ。
今回、ピアノストの仲道郁代さんは、お一人で東京のサントリーホールを満席にされる方です。その方からお話しを伺いまして、 音楽とは? 文化とは? という認識を改めさせられました。インタビュー映像アップを待っていられないので、特に気になった部分を簡単にご紹介しようと想います。あ、文字興し掲載ではなくて私の解釈も入ります。

コンサートホールでの公演は特別なものと捉えがちですが、実はそうではないのだとおっしゃいました。「懸命に働いて、ご褒美として芸術の域に達した音楽文化に触れる」のではなくて、「高い芸術性の音楽文化に触れて癒やされてから懸命に働く」のだと。多くの人は順番が逆になっているのですって。私を含めて。そして「もっと身近に文化はあるものなのです」とも。

文化的生活は決して贅沢なものではないのだと。本来は生活に密着しているものであり、その文化を昇華させたものが芸術なのだと。日頃からいろいろな文化に触れることは心を育むためにも、とても大切なことなのです。確かに素晴らしい芸術にふれると魂が揺さぶられることは少なくありません。ある人は音楽で、ある人は絵画で、ある人は陶器で、ある人は料理で。ある人は**で。まあ、そのー、芸術まで昇華された本物はそれなりにお金はかかりますけれど、日常的に文化と触れあっていることが大切ですねって。

お子さんが好きで楽しくピアノを弾き始めて、ピアノ文化を昇華させて芸術の域へ達したピアニスト仲道郁代さんがそこにいる。「食」も日常の食文化を極限まで昇華させた懐石料理や寿司のような芸術的職人がいる。そこには確かな技術だけではなく、強い「想い」が込められている。たくさんの「道」を極めた人々が世界にはいる。

アーティスト=職人


その文化を守りたいし応援もしたい。文化は言ってみれば生活の一部であり、或る意味では趣味の領域です。文化を否定する事は生活や趣味を否定することに繋がるでしょう。生活を否定すれば人生を否定することとなり、趣味を否定すれば楽しみを否定することにもなります。普段はCDでも良いけれどたまには生演奏で感動しましょう。百均の食器でもいいですけど、一つくらいは作家一点もののMY茶碗があってもよいのでは? 昨年、三島で作家さんの素敵なお茶碗を買いました。時々それでご飯を頂くと妙に嬉しいのです。ものを大切にする心も芽生えますし愛着も湧く。これも文化に触れることかなと想いました。

文化事業の予算を減らすことは多くの自治体が行っていることです。本来、これは大問題なのです。文化が廃れたら元には戻せないのです。衣食住も百均生活だけで本当に良いのでしょうか。高価な服は掛け接ぎしますが安いと捨てます。高価な食器は金継ぎしますが安いと捨てます。私たちは本当に心身ともに豊なのでしょうか。考えさせられます。その文化を守りたいし応援したいと思いませんか? 一つでもいい。本物に触れませんか? 高額だということでたくさんの文化が既に消えています。本物にお金を使いませんか? そうしないと消えてしまう儚い文化です。お金がある方はドンドン文化を応援し、そうでない方は一つだけでも応援しましょう。

出来る事からコツコツと。

で、仲道さんのファンでもあるのでご紹介。

いち早く本物の文化に触れた方が健やかなる心の育成になると思うので、仲道さんはお子さん向けのイベントもたくさんされています。まだチケットあるかな~ ♪

触れましょう、芸術に。