カップ愛の劇場・ハッピーエンド♡ | 銀座占い館バランガン@美音安里

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みなさまこんにちは😃
バランガン銀座の美音安里です♡

カップの物語10枚を
物語形式でお話ししていきましたが
これで最終回です星

神託のタロットの面白さを知り
そこからギリシャ神話を読み
古代から考えられてきた
神さまと人間のやり取りを見ていて
人間と似てる!爆笑
ってシンプルに面白かったり
嫉妬したり、恋したり浮気したり…

カップの物語を改めて読むと
人間の感情ほどままならないものはないなぁ
と思います。
自分の気持ちが相手にうまく伝わらず
誤解されちゃったり
嘘の噂で心をかき乱されたり
相手に嫌われたくなくて
ずっと耐えていたら、不満が募って爆発しちゃったり
ただ優しくしたいだけなのに
ただ愛されたいだけなのに
どうしてこうも絡まる糸のように
もつれてしまうのだろうショボーン

だからこそ
二人の気持ちが重なった時、大きな感動と奇跡を
生むのでしょうねキラキラ

それではラスト
カップ9とカップ10の続きをどうぞ!


前回の続き


プシュケは、アフロディーテから命じられていた
箱に冥界の王妃ペルセポネから
《美しさ》を入れて地上に戻ってきたのにもかかわらず
川面に映る疲れ果てた自分の顔を見て
やつれていて美しくない!
こんな顔じゃエロス様に嫌われる!
と思い、箱を開けて少し美しさを分けてもらおうとした。
その瞬間に白いモヤがかかり
プシュケは眠ってしまった。

その様子を上から見ていたエロスが
プシュケの元に駆け寄り
プシュケを抱き締めた。
アフロディーテもそこに居た。
とても呆れた顔で、プシュケに何か言いたげだったが
エロスがアフロディーテに頼んだ。
『どんな試練も彼女は必死で乗り越えてきたんだ。だからその思いを認めて欲しい』と

プシュケを抱き締めて、必死に懇願する
息子を見て
アフロディーテはついに二人の関係を認めた。

眠りこけるプシュケを見て
アフロディーテは、ペルセポネに騙された!
と怒った。
全然、美しさなんて箱に入ってないじゃない!
と。
侍女たちたがすかさず
『アフロディーテ様、美容には眠るのが一番良いんじゃないですか?』
と言った。

その言葉になぜか腑に落ちないという顔しながらも
こうしてアフロディーテに見守らながら
再びエロスとプシュケの思いは
一つに重なったのでした。



目覚めたプシュケは、神界に居た。
そこには、ゼウスをはじめ様々な神が集まっていた。
プシュケとエロスの結婚は、神々たちの前で
行われた。
プシュケは、神酒を振舞われて
それを飲んだら背中から翼が生えて
神として永遠の命を授かった。
プシュケとエロスがずっとそばにいられるように。
カップの10は、永続性と今後も続く安らぎの状態を暗示する。

エロスは、プシュケの愛によって人間性を知り
プシュケは、深い愛情が神と繋がるということを経験した。

エロス(愛)とプシュケ(魂)の間には『喜び』が産まれた。

他者を愛することは、人生そのものを愛する心を開くことだと言われている。

二人は、永遠に愛し愛されるでしょう♡

おしまい。



プシュケの美しさに嫉妬した
アフロディーテが息子のエロスに
プシュケを殺すように
命じてから
エロスのミスで自分に愛する矢を刺してしまい
そこからプシュケに恋をしてから
色々なことが起こりました。
プシュケは、エロスへの愛を信じて行動し
エロスは、そんなプシュケを見守っていました。
そして晴れて二人は幸せになりました。
やっぱり愛は、素晴らしいですねラブラブ

みなさまは、これからどんな物語を紡いでいくのでしょうか
また新たな物語にてお会いしましょうキラキラ
さよなら
さよなら
さよなら
(淀川長治風照れ