被災地へ

この前の台風12号で浸水の被害に遭われた、旦那の会社関係の知り合いのところにお手伝いに行ってきました。
あまり報道されていないけど、防災ダムの放水による浸水に遭った、和歌山県日高川町の旧・美山村地区。うちから車で1時間くらいのところです。
現場の通りに着くと、たくさんの人が作業していました。
道路にはアスファルトだったとは思えないくらい土がたまり、道の脇には壊れた家財道具や瓦礫が積み上げられていました。
川の方へ行ってみてビックリ!
写真のガソリンスタンドの前は道路だったそうです。
そして、今では水量は減っていますが、写真の赤い橋のところまで水が来ていて、少し上流にあった2つの橋は流されたそうです。
いくら防災ダムを作っても、自然の力には到底敵わないんだなぁ…と自然の威力を実感しました。
そして、私たちがさせてもらった作業は、家の1階部分の壁を剥がして、骨組みの竹やボードや土の撤去。
このお家は、1階の天井スレスレくらいまで水に浸かったらしくて、土壁の土も湿ってずっしり重くなっている部分も。
何度も何度もバケツや土のう袋に入れて運び出しました。
一緒に作業した人たちは、このお家の人や親戚の人たち、私たちのように手伝いに来た人など十数人。
親戚の高校生の野球部員の男の子も来ていて、黙々と作業していました。
近隣のお家にも、若いボランティアらしき人たちもたくさん来ていて、若者が頑張っている姿は頼もしく感じました。
お家の人たちは、私たちにすごく感謝してくださって、しょっちゅう「休憩してください。」と飲み物や食べ物をいろいろ出してくださいました。
お家やお向かいでされていたお店が大変なことになっているのに…。
今はとりあえず、落ち込む様子も見せずに片付け作業をされていましたが、これからが大変でしょうね。
でも、この地区は避難勧告(?)が比較的早く出て、皆さん避難されていたようで、亡くなられた方がいなかったことがせめてもの救いだったのではないでしょうか。
作業を終えて、砂埃まみれになった体を明恵峡温泉できれいにして帰りました。
この温泉は高台にあって、広い露天風呂から見える周りの山々の緑が美しく、慣れない作業を終えた体を癒すのにはピッタリでした。