私に激怒した人に

そんな仕事してるくせに
自分勝手で
無責任で
人のこと考えてなくて
口ではきれいごとばっかり言ってる
最低
ムカつく
ただのテンション高いおばさん

と言われた。
あ、ネットでだけど。



もちろんショックだったよ。

ショックだったし
落ち込んだけど

ああ
その通りだよなぁ…
って思ったの。

自分勝手で
無責任で
人のこと考えてないよなぁ、って。
きれいごとも言ってるよなぁ、って。

ドロドロと、じめじめと、
そう思ったんじゃなく、
とっても静かに。
とっても穏やかに。

そうだよな
そういう私もいるよな、って。

聖人君子じゃあるまいし
感情は揺れるし
醜い部分もいっぱいあるし
ずるい部分もいっぱいあるし

それが私だよなぁ、って。

そして、それが、
人を不愉快にしたり、
人を傷つけたり、
することあるよなぁ、って。

そして、年齢的にも
ホントおばさんだよなぁ
テンションも高いよなぁ、って(笑)

開き直ってるのとは
なんか違う感覚で
うんうん、その通り、って。
見事に言ったもんだよなぁって。



そして、気付いたんだよね。

あれ、私、
そんな自分を責めてない、って。

そしたら、うれしくなって、
涙出てきたんだ。



昔なら、
だから自分はダメなんだ、って、
そこから果てしなく
落ちていったと思う。

逆恨みもしてたと思う。

そして
そんな自分を許さず
そんな相手を許さず
ドロドロとした場所に
いつまでもうずくまってたと思う。

今は
そうだね、ごめんなさい、って
ただ、思う。

弁明も何もない。
自分を許すとか許さないとか
相手を許すとか許さないもない。

ただ、そうだね、って。

相手は自分の
鏡だからうんちゃら、とか
私の何かがそれを引き寄せた、とか
そういう体験させてもらえて
これはありがたいことなんだ、とか

そういうのもない。

ただ、ただ、起こった出来事と
そこで感じたことが
そうだね、って。



うまく言えないけど、
生きてきて本当によかったと思った。

悲喜こもごもあって、
その中にいながら、
静かな自分が
ただそれをそのままに
見ている感覚。

そこには、しっかりと
怒りや、ショックや、悲しみや
こわい気持ちがある。

そして
それらはそこにありながら
私に一切の害を与えない

私のこの穏やかな領域を
侵すことができない
そんな感覚。

これが欲しかったんだ
ここに来たかったんだ
そう思った。



なにもかも、
うまく言葉にならないし、
言葉には表現の限界があるけど、

そんな体験から、
人生は美しい、そう思った。



さー
今日もお江戸であぶが撮影です。
まめこアシスタント出動!









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