私はかなりひねくれているので、
それがいけないだの、
こうしなきゃだの、
人に色々言われると、
意固地になって、

「意地でもやるもんか!
 絶対やりたくないもんね!」

ってなるんざんスが、

「ぜひダメ出しされたい!」

と思っている人がいる。

と言っても、
その人は、
いきなり上から目線でがなり立てて、
あんたのここがダメ、
あんたのこれがダメ、
ああしなさい、
こうしなさい、
って、言うような人じゃない。

ダメ出しと言うと、語弊があるかな。

もし仮に耳が痛いことであっても、
この人になら言われたい、
この人の言葉を聞きたい、
そう思うのだ。



彼女は、
私のこれまでの人生では、
出会ったことのないタイプの人。

お会いしたのは一度だけど、
ネットを介して眺めていた。

彼女は私にないものをみんな持っている。
そして、それがとても魅力的なのだ。



ここ数日、面白いことに気付いた。
それは、私には、
わからないことやできてないことが、
あるということだ。

当たり前だよね(笑)

けれど、今まで、

「私はわからない。
 私はできてない」

ということを、
どうやら認めたくなかったようだ。

わからないんだけど、
だから色々やってんじゃん、って、
思って、事実色々やってたけど、

それは、色々やってるんじゃなくて、
ただ、狭い世界でぐるぐる回って、
何かをやった気になっていただけだったのだ。
私なりに一生懸命やってんじゃん、って。
ただの自己満足。

それって、目隠ししながら
的に向かって矢を射るようなもの。
そりゃ当たんねーわな。

気付いてヨカタヨ(笑)



たとえば、
ケーキを作りたいとする。

作り方は知らない。
でも、見たことあるし、味も知ってるから、
とりあえずなんとかやってみようとする。

小麦粉を使うんだったな、
玉子も入れるって聞いたことある、
あと、バターも砂糖もだな、
それをオーブンで焼けばいい、
自分でこんなものかなと思うようにやってみる。

結果、惨敗。
ふくらまないマズい小麦粉のかたまりになる。

なぜか。

それはケーキの作り方がわからないから。
ケーキを作るには、
それに適した材料の分量と、
作る手順や過程を知る必要がある。
その際に気をつけることもだ。
それらを知った上で行う必要がある。

まぐれでなんとかなることが
ないとは言えないけど、

やはりケーキがケーキであるために、
必要なことというのはあるものだ。

それを知らずしてケーキ作りはない。



今までの私は、まさに、

ケーキの作り方を知らずして、
ケーキを作っていて、
どうもうまくいかないと首をかしげ、
それでも作り方を知ろうとせず、

好きなことをしていれば、
できるはずだわっ!!!と、

ケーキの作り方を知らないのに、

自分なりに精一杯やってるから、
できるはずじゃないの?
つか、こんだけやってるのに、
なんでうまくいかないのかしらっ!?

って、必要なものから目をそらす、

そんな感じだったな。

自分を正当化してたんだろうなぁ。
さぞ自分が立派に
頑張ってると思いたかったのだろう(爆)
自分の足りなさを感じるのって、
ひりひり痛いからね ( ̄▽ ̄)

そうなってる時点で、
実はもう自分の足りなさを見てしまって、
それを必要以上にデカクして、
ひとり痛い痛いしてるんだけどね。



でも、わかる必要があることを、
わかんないとできねーから(笑)

そして、できなくていいし、
だからこそ、与えてくれる誰かが存在するんだから。
どこかでは自分も与える側なんだから。



「ケーキの作り方を教えてください」

本気でケーキが作りたかったらそう言えばいい。
自分が教わりたいと思える人に。

そんなシンプルなことも忘れてたなぁ…



ウェブやってても思う。
私は独学でウェブ制作をするようになったけど、
独学とは言え、ネットで情報を拾ったりする。
完全独学ではない。
情報を公開した人に教わっていることになる。

さらに高度なものが知りたかったり、
的確に能率よくスキルアップしたり、
感覚を磨くためには、
それなりに必要なものがある。

自分の持っていないものを持っている
人やモノや状況に触れること。

そして、それは、
色々な面において、
今私が必要としていること、
そんな気がする。



それがここ最近
個人的に思ったことかな。



見回せば、周りには、
素晴らしいものを提供してくれる人が
たぁくさんいる。

わからないことが、
できないことがあるとわかった今、
それを、

コレッテドウスレバイイデスカ?

と、聞きたい人がいる。

冒頭に書いた、
ダメ出しされたい人、
彼女ものそのひとり。

アメブロにもいらっしゃる
稲垣佳美さん。

ブログはこちら

稲垣佳美の
直感ナビゲーションで
ドーンと行こう!


彼女は、私の感覚で言うと、
キーンと冷えた水のような人。

みんな経験があると思うんだけど、
冷たい水を飲むと、
それが食道を通って、
胃に流れ込むのがわかるでしょ。

佳美さんの存在は、
私の中でそうやって冴えて際立つ人。
シャキーンとする人。
目を覚まさせてくれる人。

はっきりした、
けれどジャッジのない小気味いい、
そして、愛がいっぱいの物言い、
物事をありのままに、
そして、的確に見る目、

彼女の持っているそんなものが売ってたら
「それください!」って、
すぐにでも買いたいくらいだ(笑)

彼女のやってることが素晴らしいから、
彼女が好きなんじゃなく、

もちろん、
素晴らしいことをなさってるんだけどね

そうでないと人の心なんて動かないし、
人となりを置いておいて、
情報やノウハウだけを受け取ろうとしても、
私の場合は、なかなかしにくい。

常に、最初に、
その人が好きかどうかが来るのだ。

特に佳美さんのこの記事は、
多くの人の心に響くだろう。

ソウルレスキュー
魂の叫びを聞け