先日、出かけ間際に、
急に、

「あ…
 家を出る前に、
 メールチェックしとこ」

と、ふと思い、
玄関から2階の自分の部屋に戻った。

するってぇと。

パソコンの前には
携帯電話と
持って出かけようと用意していた
お水のボトルが。

「おおおーっ
 忘れ物やんけーっ!!!」

その日、携帯がないと
困ったちゃんになる状況だったので
忘れ物に気付いてマジ助かった。

メールチェック?
しなかったよ(笑)

忘れ物に気付いて、
もういいや、
という気分になったのだった。

そして、
忘れ物をバッグに
突っ込んで出かけた。

これは、私にとって、
すごく大切な体験だった。



直感が大事、
直感を信頼する、
よく言われていること。

ホントその通り。

そして、
その日の忘れ物事件(事件かよ)で
今まで何度も体験しながら
何となくわかっていたようで
あまり明確にしていなかったことが
はっきりとわかった。

何かが思い浮かぶこと
ひらめいくことって
自分をいい方に
連れて行ってくれる気がする。

ただ、ここで
注意を払いたいと思ったのが
無理矢理意味を見出したり
なにかに関連づける必要は
まるでないということ。

「浮かぶ → やる」

それだけ。



その日の忘れ物の件で
私の中に浮かんだのは
「メールチェック」だった。

そして、それに従い
私はメールチェックしに戻った。
戻ったら「忘れ物」に気付いた。

メールチェックは
忘れ物を鳥に戻るための
「きっかけ」だった。

その後
メールチェックをしなかったのは
それに気付いたからだった。

事実、忘れ物を手にしたら、
メールチェックは
どうでもよくなった。

実際、帰ってから
メールチェックをしたけれど、
重要なメールは来ていなかった。

もし、メールチェックが、
私が受け取る情報だったとしたら
早く開くべきメールが
あったのかもしれない。

それもなかった。

で、確信した。

私達に訪れるなんらかのサインは、
「あること」を知らせようとするために、
色々な形で訪れるということ。

そして、それは常に
ベストな形であるということ。

「あること」に辿り着くために、
最短距離で行く方法が来る。

それが、時には、
とんちんかんなものとして
来ることもあるかもしれない。

実は、メールチェックが
思い浮かんだ時
頭をちらりとよぎったのだ。

「さっきもメールチェックしたし
 時間経ってないからいいんじゃない?」

と。

けれど、ピピっと来たままに行動した。

おりこうさんな頭で
直感をこねくりまわしていたら
私はまんまと携帯を
忘れて家を出ただろう。

数分前にしたメールチェックを
またすぐするなんて
ある意味とんちんかんだ。

彼氏のメールを待って
新着メールをチェックする
恋する乙女ぢゃないんだから。




私の例で言えば

携帯を忘れたのに
その忘れ物を思い出すために
投げてよこされたサインは
メールチェックだった。

メールチェックするためには
パソコンを立ち上げるのであり
パソコンまで行く必要があり
忘れ物はパソコンの前に
置いてあったからだ。

もし、私が

「携帯忘れた」

と気付いて戻ったとして
もし、置いた場所が分からなかったら
探していて時間に遅れたかもしれない。

でも
メールチェックという
キッカケをもらったので
最短距離で忘れ物に気付いて
それを持って出られた。



訪れる直感
ひらめく何か
それをこねくり回すより
まず、従うってのがよさそうだ。



こんな話がある。
昔、バシャールで読んだ。

転職を考えているある女性
ある朝の通勤途中
会社を休みたくなったそうだ。

そして、連絡してお休みを取ると
戻る道すがら昔の友達に会い
ランチの約束をして会うと
友達と一緒に来た人が
新しくしたいと
思っていた仕事をしてる人で

その人のつながりで
その人の会社に就職が
決まったって話。

これもキッカケは

「なんか会社休みたい」

だった。
転職には一切関係ない。

けれど
最終的に転職への
最短距離だった。

この辺はビミョーだ。
じゃあ、ガンガン会社サボりましょう!
ってのとは違う、全く違う。

その辺を力説していると、
1mくらいスクロールする
ウザイブログになりそうなので、
今回は置いといて、と(笑)



先日、J.C.ガブリエル(元エハン・デラヴィ)さんの、
ワークショップに参加してきた。

そこでも触れていた。

訪れたものを考えない。

考えずに3秒以内に書き留める。

ま、それは
リモートビューイングの
流れの中の話だけど

その在り方はすべてに通じる
という話もしてくださった。

3秒よ、3秒。
それでも時間かかぎ過ぎ。
浮かんだ瞬間。
それ。
3秒でも考えるにはきっと十分。
考え出すと、ひらめきから遠ざかる。
情報は情報でなくなり、
自我になる。

だから、なにかが
パッと浮かんだら
3秒以内にね(笑)

その日の
リモートビューイングのレッスンは
何かを見ることが目的なのではなく

その過程で
その感覚(3秒・笑)を
研ぎすますためのものだと
ガブリエルさんは語った。

そして、それが
私達を天使にするのだと。

そのためのトレーニングのひとつが
彼の教えてくれた
リモートビューイング
だから、してください、と。



複合的に起こる色々なことが
私に何かを伝えようとする。

ある時、バラバラだった情報が
パーン!とひとつになって
その全貌が見える。

人生ってふぁんたすてぃっく♪



素直な自分に流れ込むもの
自我で色付けされる前のもの
それはきっと神そのものなんだろう。

それを受け止めていくこと
それを生きること
それによって人生が動き出すこと
私達がシフトしていくことを
確信している。



ピンと来たら考えない。

本当に大切なもの
真実であるもの
それに触れるには3秒以内(笑)