「もういいよ」

とか

「私はダメなの」

とか

「どうせ○○なんでしょ」

とか

ついつい、言ってしまいがち。
そんな時、ヘンないきものがいるんだよ。
こーんなの。

$おひさまの日記-amanojaku

「あまのじゃく(天邪鬼)」 ( ̄▽ ̄)
Wikiから拝借(笑)

私の中にもしっかりおります
あまのじゃく。



本当はちっともよくないのに
「もういいよ」

そこで話をぶつっと切っちゃうのに
心の中で悔やんで
いいよと言い放ったのに
相手に絡みたくなり。

まったくちっとも「もうよくない」(笑)



本当はダメじゃないよって
本当はそうじゃないよって
言ってほしいから

「私はダメなの」

こんなふうにね。

「私は冷たい人間なの」
「私は才能ないの」
「私はろくでもない人間なの」

心のどこかで待っているのだ
この言葉を。

「そんなことないよ!」

でも、そんなことないよ、と
仮に言われても、腹を立てる。

腹を立てながら、実はすごく悲しい。

怒りの下にいつもあるのは、
感じるのもつらい、つらい、感情。

「私はダメなんだって言ってるじゃない!」

相手に過剰反応した時点で
心の中では「何か」ある。
何もなければ反応しないもんだ。



本当は○○であってほしくないのに
「どうせ○○なんでしょ」

この○○に言葉を入れると

「どうせ私のことキライなんでしょ」
「どうせ私の話聞く気ないんでしょ」
「どうせ私のことなんかどうでもいいんでしょ」

とかね。

心の奥では、切に、切に
そうでないことを祈っているのに
つい口に出てしまう、そんな言葉。

「そんなことないよ!」

そう言われたいんです。

うん、言われたい(笑)

解決したいことを
解消したいことを
胸の中でモヤモヤしていることを
そういう言い方して問題提起しちゃう。
変化球過ぎる(笑)

「どうせ男ってそういう生き物でしょ」
「どうせ不況で仕事なんかないでしょ」

例えばそんな言葉も

「助けて。
 私はそれで苦しいの。
 私はそれで困ってるの」

そう言いたかったり。



あ、いました。

$おひさまの日記-amanojaku

ヘンないきもの。



いや、別にね
このいきもの
いちゃダメってワケじゃない。

みんなにいるしね。

私の中にいるなぁ、このいきもの
そう気付いているだけでいい。

悲しいのは
このいきものが発する言葉が
「自分にとっての真実」だと
思い込んでしまうこと。

このいきものと自分が
一緒になってしまうこと。

こんないきものがいますねぇ、と
気付いていれば…

そのいきもの、実は
悲しい、つらい、さびしい、助けて
そんな心が化けたもの。

本当はとっても
やわらかいやさしいいきもの。

「私はそんなんじゃない
 そういう話、なんかムカつく!」

昔の私はそう思ったりすることもあった。
しっかり反応していた(笑)

反応するってことは
やっぱり何かあるんだよね。



やわらかいやさしいいきもの。

いるんだって認めて
ちょっとだけ仲良くしてみる。

「つらいね」
「悲しいね」
「がまんしてたね」
「あきらめてたね」

声をかけてみる。

時には声をかけても

「はぁっ!?
 私全然そんなんじゃないから!!!」

そんな思いが湧いてくることもある。
それもまたよし、大切な思い。

それでも、こんなふうに泣いている、
やわらかくてやさしいいきもの、
大切な存在がそこにいる。

$おひさまの日記-crying angel

かけがえのない
あなたが来るのを待っている
それは、傷ついて疲れ果てた
「私」という名の存在。