小さい子供がすねるところを
みんな見たことあると思う。
ケンカして、

「○○ちゃんなんてキライ」

「もういいもん」

とかね。

あれ
本当はキライじゃないんだよね。
本当は全然もういいんじゃないし。

その友達との関係の中で
さびしくなっちゃうと
つい、そんな言葉が出ちゃう。

そのさびしさ中にいるのが、
とってもつらいから
自分からその子を
引き離してしまう。

もちろん、無意識にね。
その瞬間、本当に「キライ!」って、
思っちゃってる。

「キライ」は
「さびしい」のカモフラージュ。
「無関心」もね。

そういうのを見て
大人もおんなじなんだよなぁ
なんて、思う。



私達は変化球を投げる達人。

さびしい、って
悲しい、って
私はこう思う、って
私はこうしたい、って
本当はこうなんだよ、って

直球で投げるんじゃなく
それを違うものにして投げちゃう。

まっすぐ投げられたらいいね。
まっすぐ届いたらいいね。

やわらかく、やわらかく
まっすぐ、まっすぐ
へなちょこでもいいから
投げられたらいいね。

そうすれば、
相手にしっかり届く。



自分は変化球を投げてるんだ

って
気つくことから始めてみる。
自分にやさしくするためにも。