どうも、みけねこです。
パラサイト・イヴ2の続き、やっていくよー。
伊織「クリーチャーと化したボーマン博士を追って、上の階に戻ったアヤ」
「ですが………途中の消毒室で博士が仕掛けたと思われる『罠』に引っかかってしまいました」
歩美「生身の状態で消毒………これはキツイですね………」
静香「ある意味『汚物(アヤ)は消毒だー!!!』よね、これ………火炎放射器じゃないけど!」
伊織「このままでは文字通り『消毒』されてしまいます。急いで脱出しなくてはなりません」
静香「でも………扉はロックがかかっているから、開ける事は出来ないわ」
「隣にあるインターホンを使っても『お前の力を試させてもらおう』的な事を言われるだけ………」
歩美「え、じゃあ脱出できないじゃないですか!?どうすればいいんですか!?」
静香「まだ調べていない場所が一か所だけあるわ」
伊織「ダストシュートです。もうここを使うしか………」
明日香「臭そう…使いたくないわね………」
静香「『選択肢が一つしかなければ、それを認めるのが賢明だ』ってどばきんの大親友も言っている事だし………」
静香「か~な~り嫌だけど、この中に入っていくわ」
伊織「滑り落ちた先は…当然ですが『ゴミ集積場』です」
明日香「年頃の女性にあるまじき体勢ね~………」
歩美「気にしている場合じゃないですって。非常事態なわけですから………」
静香「着地した場所が場所だったから、アヤはかなり痛がっているわ」
伊織「でも…何とか生きています。生きている限り可能性はあります………」
「というわけで、何とかして脱出しましょう」
伊織「ちなみに、ここには『隠しアイテム』扱いの『弾薬ボックス』があります。手持ちの弾が少ないと感じたら補給しておくといいでしょう」
静香「ついでに、エナジーショットをLv.2に強化するわ」
「Lv.2の性能は『コスト9、ATPロス28、ボーナスMP2』」
「これで難点だった『ATPロス』が改善されたし、単純な『効果』も強化されたから、使い勝手がよくなったわ」
歩美「うわっ!ゴミの山からバケモノが出てきましたよ!!!????」
伊織「こいつは『グラトン』。ここに『廃棄されたA.N.M.C』が集まって出来た『異形の怪物』です」
「さしずめ…ここの『主』ってところですね」
静香「さっきのインターホンで言われた『試させてもらう』ってのは、多分こいつの事を指しているんだと思うわ」
「『コイツと戦って生き延びられるかな?』って感じで」
静香「ちなみに………私の母さんはこのクリーチャーが一番好きらしいわ」
明日香「本当に~?」
静香「うん。さっき電話で確認したから間違いないわ」
歩美「そんなことを確認するためにわざわざ電話をしたんですか………」
静香「そんなわけでグラトンと戦闘になるわ」
「この戦闘は『短期決戦』で終わらせた方がいいわ。時間をかければかけるほどアヤが不利になる仕様があるからね」
静香「グラトンの攻撃方法はいくつかあるんだけど………」
「その中でも一番気を付けないといけない攻撃はこの『吸い込み』」
歩美「わわっ!!アヤが吸い込まれていますよ~!!」
明日香「アレを食らったらどうなるの~?」
静香「PE2がリ○ナ動画に変貌するわ!」
「つまりガブガブゴックンされて…即死よ!」
歩美「嫌な死に方ですね………」
伊織「こいつは複数のA.N.M.Cの集合体なわけですから………食べられたら文字通り『こいつの一部になる』でしょうね~」
明日香「想像しただけでも吐き気がするわね~………」
伊織「でも、吸い込みは『即死の危険』があると同時に『最大のチャンス』にもなります」
「何故かというと………こいつの『口内』は『唯一の弱点』になっているからです」
静香「『口内に攻撃を当てれば問答無用で特殊クリティカルヒットになる』のよ」
「そしてグラトンは『口内以外のダメージは殆ど無効化』する特性があるの…」
「だから『吸い込み』を誘うように動くのが基本になるわね」
歩美「そんな都合よく出来るものなんですか?」
静香「出来るわ。グラトンの口の前をウロチョロしていれば高確率で使ってくるから」
伊織「ちなみに、『肩』にクリティカルヒットを発生させれば、口を無理矢理開けさせる事も出来ます」
伊織「ただし吸い込みほどのチャンスにはならない上に、雑魚敵が出現してしまうのが難点ですが………」
「これを狙う場合、P229やP08+エナジーショットを使うといいですよ」
伊織「またこの時出現する雑魚敵を倒せば、それだけ報酬が増えます。少しでも多く稼ぎたいのなら考えてみてもいいでしょう」
伊織「と言うわけで倒しました」
「報酬は微妙ですが、理由があるので仕方ありません」
歩美「グラトンを倒した時の衝撃で、出口に繋がる扉のロックが解除されたみたいですね………」
「先を急ぎましょう!!」
静香「ところがぎっちょん!そうは問屋が卸さないわよ!!」
歩美「うわわわ………倒したはずなのに………!」
静香「そう。倒したはずのグラトンが『復活』して再度襲い掛かってきたの」
「というわけで再戦になるわ」
静香「とはいっても、基本は殆ど変わらないの。吸い込みとガス攻撃の頻度が大幅に増えているってだけで、そこ以外の変更点はなし」
「だから慣れれば一戦目より楽に終わるわ」
伊織「ここでは『二通り』の倒し方があります」
「一つ目は『普通に倒す』。こちらに関しての説明は不要ですね」
「もう一つは………」
伊織「ここにある『プレス機』を利用する、です」
「この方法だと問答無用で即死させることが出来るので、かなり楽に倒せますが………」
伊織「報酬でもらえるアイテムが減少します。楽をしているのですから当然ですが………」
静香「ちなみにバーナー戦の時と違い、グラトンからもらえるBPやEXP等に違いはないわ」
「獲物を逃がしているあっちと違って『形は違えど、アヤの手で討伐している事に変わりはない』からね~」
静香「こちらは普通に倒した場合の報酬。ビン(オードトワレ)とエアバーストが追加されるわ」
静香「オードトワレは『使うと状態異常の興奮を引き起こす』のよ」
歩美「えっ、使うと状態異常になるんですか?意味が分からないですね………」
静香「話は最後まで聞きなさい。『興奮』の効果は『武器攻撃力がアップする代わりに、攻撃するたびにHPを2消費してしまう。回復・補助系のPE使用不可、攻撃系のPEを使った場合MPではなくHPを消費する』といったものよ」
「まぁつまり………『一時的に狂戦士になれるアイテム』って感じね」
「とにかくクセが強いから、ノーマルモードである一周目で使うかどうかはプレイヤー次第………」
「逆にHPが飾りになりやすく、火力不足が深刻になりがちな高難易度ではなかなか優秀よ」
伊織「グラトンを討伐すると『あと5分で焼却処理を開始します』とアナウンスが流れます」
歩美「ええええええ!?じゃあ早く脱出しないといけないじゃないですか!急ぎましょうよ!」
静香「落ち着きなさい。冷静に考えてみて?さっき使った扉から出口までは走っていけば数十秒…プレス機の作業込みでも1~2分あれば着くの」
「それにも関わらず『5分』の猶予があるって事は………」
明日香「『何か』があるって事ね~」
伊織「一度、先程の場所まで戻りましょう」
「そこには『新しいゴミ箱』が落ちてきています」
静香「中には『メディソン・ウィール』というアイテムが入っているわ」
明日香「独特な形ね~………」
静香「これを装備していると『戦闘終了後の報酬アイテムが増加することがある』わ」
「以前『とあるアイテムを装備時、報酬にガンブレードやパイクが追加される』って言ったけど………その『とあるアイテム』がこれよ」
「装備しておくだけで色々なアイテムを貰えるようになるから、なるべくつけておきたいわね」
静香「ちなみに普通に使った場合『風属性のPEを復活・強化(※ネクローシス>プラズマ>アポビオーシス)』する効果があるわ」
「ただその用途で使うのはあまりに勿体ないと思うけど………」
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というわけで、今回はここまで。
ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。