最近、
部活でも、個人セッションでも、
なぜか、
「伝える」ってことが、
話題になったので、
おかげで、いろいろ、
話したり考えたりする
いい機会となりました。
で、
その中で、改めて思ったのが、
やっぱり、
「自分のNOを伝える」
って、すごく大事と言うこと。
この方は、いつもハッキリ伝えてきます・・。
そう思う理由は、２つあって、
まず一つは、
理解し合えるから。
たとえば、
夫婦とか恋人同士とかで、
NOと言わずに我慢してると、
そんなつもりはなくても、
自分を被害者に、
相手を加害者に、
してしまう可能性がありますよね。
「本当は嫌だけど、ここは合わせておいた方が・・」
みたいなことを、
ずっと我慢してると、
知らないうちにだんだん、
「なんで私ばっかり・・」（被害者）となり、
相手は、
まさか自分が、嫌なことしてると思ってないから、
どんどん、悪気なく
その「嫌なこと」を続ける（加害者）ことに。
結果、我慢に限界が来て
「なんでわかってくれないの？ひどい！」
「ええ？！言ってよ？！」
みたいなことになる。
夫婦や恋人にせよ、
仕事上の人間関係にせよ、
我慢して、いい方向に行くことって、
ほぼ、ないと思う。
よくないケースだと、我慢してるうち、
どんどん相手に境界線を踏み越えてこられたり、
搾取されることになったりも・・。
良かれと思ってする我慢より、
勇気を出して伝えるNOの方が、
ずっと、お互いへの理解も関係性も深まるし、
境界線を超えてくる相手には
しっかり、なめんじゃねえ「超えてますよ」と、
伝えて、理解させることで
自分を守ることができる。
相手の領域は、相手のものなので、
良くも悪くも、それはそれで尊重した上で、
自分の思いは、我慢しないでちゃんと伝える。
めんどくさくても、
工夫して、それをし合えることが、
パートナーシップなら、
お互いの人生にコミットすることであり、
仕事の関係なら、
円滑な業務遂行を可能にするのではないかなと。
NOを伝えるのが大事と思う
理由のふたつ目は、
可能性が広がるから。
NOと言えずに、
我慢してる時って、
NOと言ったら、
嫌われるかも・・
関係が終わってしまうかも・・
次がなくなってしまうかも・・と、
今後の可能性が
「閉ざされる」つまり、
マイナスなイメージがあって、
そうならないために、
「我慢してる」ケースが
多いと思うのだけど、
実は、
NOを伝えることは、
可能性を広げること。
たとえば、
ひとつ前の夫婦・恋人間のことだって、
「私は、それは無理なんだけど、どうかな？」と、
伝えていれば、
「そうなんだ、じゃ、こうするのはどう？」
と、ふたりにとっての新しい可能性が開ける。
えー、そうやって、NOを伝えても、
分かり合えず崩壊したら
やっぱり可能性は閉ざされるじゃない・・？と、
思うかもだけど、
もし、
何度か伝えて、
理解し合おうとしても、
歩み寄れない関係であることが
決定的になるのであれば、
たとえ夫婦であっても、
お互い、新しい可能性に、
目をむける必要があるのかもしれない。
NOによって、
ハッキリするからこそ
広がる可能性がある。
ワタシ自身も、
振り返ると、
些細なことから、大きなことまで、
NOが言えなかった時も、
NOが選べなかった時も、
いろいろありましたけど＾＾；、
逆に、
思い切って「NO」と言った時を
振り返ると、
それが、その後の、
思いがけない「良い展開」につながった・・・ってことが、
これまた、いろいろあります。
そう言う意味では、
NOと言うことは、
執着しないで手放すことでもあるのかな。
（手放すと入ってくるって言う・・ね＾＾。）
NOと言いたいけど言えずにいる何か・・
ありますか？
自分を知って受け入れられると、自分のNOも安心して伝えられます。
