””京の冬の旅…③ | emitandyのお城、古墳・歴史大好きブログ

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妙心寺の塔頭は42あり、
そのうちの3か所が公開されました。

「龍泉庵」「麟祥院」

そして

「天球院」です。




天球院

江戸初期岡山藩の池田光政が叔母、
姫路城主だった池田輝政の妹「天久院」の
為に、建立した寺院。

江山景巴を開山とし、
寺院建立の際、地中から球が掘り出された
ことに由来し、「天久院」から
「天球院」になったとも言われています。

今回、妙心寺塔頭の3件目ということも
あり、またお庭も他の所より小さめだった  
のでちょっと素通りしてしまいましたが、
中は、他のところよりも
煌びやかに感じました。
中でも私は虎の襖絵をみた時に

チケットにもあるような


虎の迫力に驚嘆してしまいました。

また、虎から少し離れて
豹も描かれていましたが、



当時、日本には虎や豹がいなかったために、
豹は雌虎だと思ってしまって
描いているそうです。


桃山時代の絵師で狩野山楽と娘婿であった
山雪が手がけた障壁画は
その多くが装飾豊かな金碧障壁画で
華麗な色彩で表現されていました。


この虎の「竹虎図」の
他に「梅に遊禽図」
「籬草花図」(まがきそうかず)
など、金地に映える鮮やかでした。

今回、御朱印は
「梅に遊禽図」にしました。

でも、ちょっと後悔…

虎も買っておけばよかったかな。






良きご縁ありがとうございました