※写真ACさんからお借りしました。
昨日の「友人の言いまちがい」 ↓
懐かしいことをひとつ思い出したら、
記憶の扉が次々と開いてきたのです。
今日はその 舞台となったお店 の
お話をさせてください。
新宿・歌舞伎町の奥まったエリア。
夜間はなかなかディープです
若輩で貧乏学生だった私といえば、
そこを歩くだけでも興味と怖さが半々。
そのお店は大きなビルの中にありました。
※お店はすでに閉店。ビルはまだ現役のようです。
そこは「バニーガール」のお店。
お酒や料理のサービスが基本で
バニーさんは席に座ることはありません。
・高級感ありながら落ち着いた店内。
・客層が良く、ビジネススーツ姿の女性客も。
・コワイ風貌の人は見たことありません。
・時おり、ダンサーによるショーやイベント
・心地よいBGMや黒服さんのピアノ演奏
・バニーさんは誰もがお美しい
見るからに学生なのは自分たちだけです。
先輩に連れていって貰って以降は、
いつも、先の「チクチ」の相方と訪れて、
一人一皿の注文、それで 2人合計3千円!
そんなこともありました。
※チェーン店の居酒屋よりも格安・お得感が!?
しかも、この店は時間制ではありません。
19時頃から終電の時間までいたことも
※お店がガラガラに空席状態のとき。
それなのに満席で入れないことは無く、
広い客席スペースもゆとりがありました。
相方とのコンビだけで数年通いましたが、
ウィスキーのボトルを入れたのは2~3回だけ。
なんと、
「無料でボトルプレゼント」のハガキが
定期的に私の自宅に届くのです。
※勝手に経営のこと心配しました(笑)
バニーさんは着席しないので、
彼女たちは膝をついて、お酒を作ってくれて、
その時に会話に応じてくれるのです。
ひとりのバニーさんが離れると
すぐ別のバニーさんが我々のテーブルに来てくれる!
グラスの中身が減っていなくても、
お酒を作るフリをして、会話しに来てくれました
なぜなんだろう?
いま思っても不思議です。
思うに私たちが人畜無害な学生なので
彼女たちがリラックスできたからかな??
店長さんや黒服さんたちも
この若輩者を「お客」として接してくれました。
歓迎してくれていたのは、、、
我々がお店に敬意をもって、
雰囲気を壊さないようにと思っていた。
それをお店は汲み取ってくれたのかもしれません。
もう二度とお目にかかれないお店
若き日のカラフルな思い出
ちょっと刺激的な雰囲気の中でも、
キレイな飲み方をして会話を楽しむ人々
スマートで温和で品のある飲み方を見て、
そんな「大人」に憧れを感じたのです。
とても勉強になりました!
感謝 です!!!