大学2年か3年の頃、
地方出身の友人とたびたび通っていたのは、
貧乏学生には相応しくない上質な店。
話は「うまかった料理」という流れに。
お互い貧乏学生ですから、
「うまいもの」をほとんど知りません。
それでも、
「どこどこの○○は絶品だ!」と
お互いの貧弱な「知識」を競い合います。
やがて彼は「とっておき」を披露しました。
友:「旨い魚を食べるなら●●だよな」
私:「え?どこだって?」
友:「チクチだよ、チクチ!」
私:「いや、知らない。どんな店なんだ?」
友:「店じゃねえよ!チクチだよ」
私もその場に居合わせた女性も
「ぽか~ん」
友:「あるだろ、ほら、あの界隈は有名だろ!」
・・
・・
私:「・・もしかしてお前、それ 築地 か?」
彼の「あっ!」という顔つきで
その女性にもドッカンとウケておりました
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