前回にも書いている"たくさんの力の存在"

私がその存在たちのことをはじめて感じた時のお話です



私は少しばかりですが霊感と呼ばれている感覚や、不思議と呼べる体験など"私の見ているスピリチュアル"というものがあります


子供の頃よりも大人になるにつれて強く意識するようになりました

母が不思議な人で直感力があったり、山に入り修行をし人のことを霊感で見ることをしていた親戚がいたり、今で言うスピリチュアルという感覚を近くに感じていました

当時はスピリチュアルという言葉は身近になかったので、霊感という意識が子供の頃からあったのだと思います


私自身も子供の頃から感じているものがあり、"お知らせ"と私は呼んでいますが、小学校低学年の頃から"何か"から教えられているという感覚がありました

でもその頃はお知らせとは意識しておらず、何か私は他の人と違うものを見ているという感覚です

何かこの世がテレビの中で演じられているもののように、本当のことではないというような奇妙な感覚をずっと持っていました

"何故みんなは気づいていないんだろう、でもうまく説明はできない"、そう思っていました



たくさんの力の存在については、以前一緒に暮らしていた2匹の猫たちがきっかけです


知り合いから譲り受けた兄妹猫で、生後3ヶ月の時に我が家にやってきました

女の子はやんちゃなところがあり、男の子はおっとりとしていて性格は違いましたが基本的に2匹とも穏やかな猫たちでした

健康的でもあり、病院にお世話になることも定期的な検診以外は特にありませんでした


猫たちも14歳を過ぎて数ヶ月経った頃のことです

猫たちの朝ごはんはいつも早起きの家族が用意してくれていました

女の子の猫は特に食べることが好きで、その日の朝も朝食を催促しに来て、2匹とも食事をし、トイレにも行き、それぞれの場所でくつろいでいたようです


まだ眠っていた私は、鳴き声がして目が覚めました

隣の部屋で女の子の猫が鳴いていて、"何だかよく鳴いてるな"と、ぼーっとした意識の中で聞いていましたが、その猫が鳴いている部屋で、"とてもたくさんの何かがものすごく騒いでいる"のを感じてきました


その時、"体が死んでしまう"とそういう感じがして、私は布団から出て隣の部屋へ行きました


たくさんのものが騒いでいると感じた辺りに、女の子の猫がうずくまって鳴いていました

体に異変があり鳴いているのがその様子から見てわかりました

そばに近寄ると、猫の不安な感情と、たくさんの何かがものすごくザワザワ騒いでいるのを感じました


朝の7時台、"どこか診てくれるところはあるのかな、どうしよう"と思いながら猫を撫でていると、鳴くのをやめて横になり、静かに呼吸をするようになりました

小さな体の中でたくさん騒いでいる声がより強くなっているように感じて、"病院に連れて行くまで持たないんだ"と思いました

そして数分後、少し呼吸が乱れた後、息を引き取りました


呼吸をしなくなった後も、そのたくさんの何かはしばらくの間ずっと騒いでいました

死んでしまった時、突然だったこともあると思いますが、悲しいという気持ちがすぐには湧いて来なくて、心がとても静かなところにいる感覚になっていました


火葬をするため体とお別れした時、その体にもう騒いでいる何かは感じませんでした

そしてこの時、騒いでいたのは何だったのかとはまだ考えませんでした

命が尽きる時、あんなふうに騒ぐんだと何となく感じていただけでした


この時が私が、たくさんの力の存在を感じた最初の出来事です