帰宅中も泣きながら歩く私


星を見ては、ばあばなの?
月を見ては、お月様の近くで微睡んでる?
前を見て、
もう母はこの世にいないことを思い知り、
現実に絶望


帰宅後、号泣する私
母の詳細を子どもに伝えた


息子は話を聞いて、目にいっぱいの涙
昨日も我慢してたよね…
あんなに苦しく死んでいくばあばを思うと、
泣かないわけがない
あの苦しみは…決して忘れてはならない


娘は、昨日の時点で心を痛めていたけれど、
最期のばあばの生き様に、感動
あの強さは天下一
あのプライドも天下一
思わず2人で爆笑もの


様々な話をしているうちに、娘が気付いた


ばあばの月命日って、
お母さんの誕生日じゃない?


それを聞いた私
うえーーーん!
とまるで漫画のような声で泣き出し、
嬉しくて嬉しくて、感動して泣き笑い


ばあば!!!
私の誕生日を選んだから、頑張ってたのね!


とても胸の奥が熱くなり、心が軽くなる
これで良かったかはわからなくても、
今日亡くなったことは意味があったんだ!
今日で無ければいけなかったんだ!と
納得できた


娘の誕生日は、母の誕生日と一緒(◯日)
息子の誕生日は、私の祖父の月命日と一緒
私の誕生日は、母の月命日と一緒
兄の誕生日は、叔父の月命日と一緒
私の結婚記念日は、祖母の月命日と一緒


そういうものなのかな


でも私は、これは運命だと思っている


選ばれたー!母に選ばれたんだー!!
私の誕生日を選んでくれたことに、感謝


そう考えると、
今日は悪いことばかりじゃなかったな