何を思ったか、
突然もう一度調べてみようと検索


母の病気は、稀中の稀
ほぼ報告がないもののようだ


2005年のレポートを読んだ
58歳の方だったかな
母より断然若い
術後、抗がん剤と放射線を併用したらしい
5ヶ月半で再発と判断され、10ヶ月後永眠


2012年の報告では、
61歳の方が手術と化学療法をして、
3年後も無病で予後良好とのこと


出産の有無にもよるのか?
人それぞれということか?


母は手術も出来ないほどになっており、
今は手付かずのままだ


婦人科の肉腫も稀だが、
ほとんどが子宮体癌肉腫
母の頸がん原発は、さらに稀とのこと


子宮体癌の2,3%が肉腫らしく、
子宮頸がんはさらに少ない率ということは、
宝くじに当たったようなもの


逆に、すごいことだ


レポートの画像を見ると、子宮は母と同じ様子
母はさらに、肺と膀胱、尿管転移もあった
今は腹壁も


主治医にも言われたが、
抗がん剤も放射線も効き目は無いに等しい
手術以外の有効な治療法は確立されていない


希少すぎて、症例が少なすぎる


母の体は、宝のようなもの
ただ、治療をしていないので、
研究材料にもならず…なのか?
解剖を頼まれることはないだろうが、
母は望まないだろう
私としては、誰かの役に立てて欲しいと
思ってしまうけれど…
本人の体だから、仕方ない


ただ、病理で調べ尽くして腺癌だけでなく
癌肉腫と診断してくれたことは、素晴らしい
かなり難しいことらしい
本当にすごいことだ


治療なしで今も診てくれているのは、
主治医も初の癌肉腫、もしくは病院としても
初だからかもしれない
かなり興奮していた気がするから…


どういう予後か、興味もあるのだろう


診てくださるお礼と言ってはなんだが、
是非見届けて欲しい
最期までお世話になろう


ここ最近は少しずつ体重が増え、
お腹の膨らみも少なくなっている気がする
らしい


体重増加は腹水か?胸水か?
と恐ろしくなるが、むくみも無いし苦しくも
ないらしいから、その心配はないかな?


今日婦人科検診で、何と言われるか?
本人はドキドキしていたけれど、
数ヶ月前より断然調子は良さそうだ


時々、
なんでこの人はまだ生きているんだろう?
と思うこともあるけれど、ラッキーとしか
言えないな


いつか、文献に載るんじゃないか?なんて
思ってみたりもするけれど…
治療もしていないから、そんなことないかっ


母には、今ある命を大切にしてほしい
これが、当たり前と思わないように