今日は婦人科受診日
母に、一緒に来てほしいようなことを言われたが、受け止められる気がしないので今日は断ってしまった…
娘の矯正だから
これは、良い口実
娘には1人で行ってもらうこともできるのに…
今朝起きてきて、やはり行ったほうが良いのか…また悩み始めた
付き添ってあげるのは簡単なことだし、先生に質問することも出来る
ただ、私が今まで出来たことって、
母はまだ生きられる
と思えていたから
余裕があると、人は動けるもの
今、目の前に突きつけられている現実をうまく対処できていたのは、私がしっかりしていたからじゃない
母はそう思ってくれているが、いざとなると私は逃げ出すんだ…
それに改めて気付いた
自分への絶望失望に、疲れてしまった
生きるって何なんだろう
そう考えてはいけないって言われても、じゃあどうすれば良いのか…
私は、自分のことはどうにか乗り越えようって考えることはできるんだけど、人が苦しんでいたり辛い思いをしているのが、とても嫌だ
もちろん、自分の身に起こるのも嫌なんだけど、それは何とでもなると思える
共感力が強すぎるというか、その人と一心同体になってしまうというか…
他人なら頭から切り離すことも出来る
しかし、身内、それが母となると…
隣には今も母の存在がある
今日嘘をついた罪悪感
大事な時に隣にいたくないと思ってしまう自分が受け入れられない
でもね、本当に私も疲れているの
1人であの家のことを全部抱えなきゃいけないこと
母の大量の荷物、どうしようもない父のこと、そのどうしようもない父の背後にちらつく親戚、遺産、
このブログは自分を見つめるために必要だから、本当のことしか書きたくない
だから、私の心の闇も曝け出している
あまりにも身バレしそうなら、全てをアメンバー限定にしなければならないが、それは本位ではない
こんな風に思ってしまう人もいる
ひどいと思われても仕方ないが、同じように感じている人に、あなただけじゃないって思ってもらいたい
みんな優しい人ばかり、綺麗事ばかりじゃない
本音を語って何が悪い？
ブログって、日記じゃないんだよって言われてしまうのかな…そもそも、ブログって何？とまで思ってきてしまった…
そうだ
こうやって他のことを考え出すと、気持ちが楽になる
母のことは一旦忘れて、楽しいテレビでも観よう
それに罪悪感を抱える必要はない
他の人へなら、そう言えるんだから
私はいつも理想と現実の自分に苦しんでいるんだ
理想 母にいつでも寄り添う自分でいたい
現実 苦しくなったら離れたい
そんな自分を否定するのは、可哀想に思えてきた
やることはやっているつもり
望まれた範囲よりも狭いかもしれないが、私なりにやっている
そうか…
母も自分なりにやっているって言っていた
それを否定されるのは、嫌だよな
もっとやれるって思ってしまうけど、もう十分頑張ってきたんだな
やり切った時、人は諦める
その時がすぐそこに
これからどこへ行きたい、何をしたいこともない
私も母とどこかへ行きたいか？と聞かれたら、あの現実を思い出すと何も浮かばない…
それって、もう諦めている証拠
とは言いながら、今頭に浮かんできたことは、
まだ乗り切れる気がする
回復するかもしれなくない？
私にもまだ楽観視できる余裕があるじゃん！
そうだ、昨日の帰り道も
熱海の花火、また観たいなって思ったっけ
母と子供達と私の4人で行った熱海
部屋から観た目の前の大きな花火に、病気なんかまだ見つかっていない幸せな時だけど、感動して号泣した
あの時、幸せだな…って心の底から思ったんだ
母と子供達
大好きなこの人たちとこんなに綺麗な花火を観られて、今まで色んな苦しいことがあったけど、私って幸せじゃん！やばい、幸せすぎる！この先もずっとこうだったら良いなって…
願望よりも、こうやって生きていけるんだ！頑張って良かったって、信じて疑わなかった
もっと沢山行けばよかったな
元気だからまだまだ行けるって思っていた
でも、歳を重ねるごとに面倒と言われたり疲れたって言われて、その度に嫌なやつって思ってた
今しかないのに、せっかく案を出したのにって
私があんたに幸せな時間を過ごさせてあげようとしているのに、つまんないやつって思ってた
今考えると、体が蝕まれて体力も気力もなくなり始めていたんだろう…
そういうことか
やっぱり、今日は行かない方が良い
みんなが出かけた今、声をあげて泣いている
これで良い
これで良いんだ
ばあば、1人で乗り切って
あなたの体のことだからがんばって
頑張って生きようよじゃないよ
今日は1人でってこと
辛かったらやめようね
抗がん剤をやらなくても、こんなに苦しい
やらないから苦しいとは思っていない
やらなくて良かった
苦しみを繰り返すぐらいなら、これで良い
退院したあの日から、そろそろ4ヶ月
癌はこわくない
まだ止めることはできる
情緒不安定