※※※※※※クラリッサ※※※※※※
わたくしはクラリッサ。ユルゲンシュミットのアレキサンドリアのアウブ筆頭文官のハルトムートの妻でした。
ローゼマイン様に名を捧げ最後をお供することができました。
高みへの階を上がっている時に白い部屋へとハルトムートと共に招かれました。
そこで命の神エーヴィリーべからローゼマイン様を護るようにと命を受け今、ここにいます。
わたくしが記憶を思い出したのは5歳のとき。公園のジャングルジムから落下して骨折してしまい入院しているときです。
たまたま、病院の職員主催のチャリティ演奏会が開かれていて観に行ったときヴァイオリンを弾いているフェルディナンド様を見て、そしてそのフェルディナンド様を涙を流しながら見ていたローゼマイン様の姿を拝見した時に頭の中に前世の一生が流れ込んできたのです。
不覚にも意識を失って倒れてしまいましたが。
そしてその処置室でまさしく運命の出合いが!何とハルトムートも運び込まれてきたのです。
そこで、命の神エーヴィリーべの命を確認して連絡先を交換することができました。
ハルトムートの父はユストクス様でこちらは直ぐに動けそうですがわたくしの両親は普通よりはやや裕福な平民でした。前世でローゼマイン様の専属だったプランタン商会のベンノと、亡くなった婚約者のリーゼでした。
ハルトムートはお坊ちゃまなのでローゼマイン様になかなか近づけません。でもわたくしはちょっと裕福な平民です。小学校、中学時代をそれとなくお近くで護ることができました。何よりわたくしは武よりの文官でしたので。
そして、中学時代隣町の塾に通っている時にトゥーリと仲良くなったのです。アレキサンドリア時代ローゼマイン様が平民でトゥーリ達と家族であることを知ったのは高みに上る寸前でしたがとても驚いたものです。
トゥーリがセレブ学園の特待生になることはハルトムートからの情報で知っていたので意図的近づいて親友になりました。
そしてそんな中学時代にローゼマイン様にちょっかいを出す前世のヒルデブランドを撃退したのです。その時に何とマティアスが居て協力してくれたのです!
マティアスに記憶はありませんでしたがぼんやりとした何かはあるみたいでずっとローゼマイン様を見守っていたとのこと。
最初は恋慕かな?等と思ったようですがどうも違うと感じていたらしいです。なのでそれをきっかけにマティアスと連携を取るようになったのです、
わたくし達の共通の思いはローゼマイン様を護ること。それからはローゼマイン様の登下校の警備はマティアスがそれとなくすることで話はついたのです。
そしてわたくしは勉強を頑張りローゼマイン様に次ぐ成績を収めセレブ学園の庶民クラスへの特待生となることが叶いました。
そしてトゥーリと仲良くなったローゼマイン様を影でお守りしてきたのですがディートリンデに呼び出されたことをハルトムートに告げに行ってから急いでローゼマイン様を追いかけたのですが↭ローゼマイン様はディートリンデに頬を打たれてしまいました。
あまりのことにその場に出ていこうとするとハルトムートに止められて…
しかし、やっとローゼマイン様に名乗る事ができました。
↭↭↭↭ ↭↭↭↭
「お久しぶりでございます。ローゼマイン様。やっとお会いできました。」
「貴方は…クラリッサですね。」
「ハイ。クラリッサです!ずっと名乗りたかったのですが…」
「これは…一体どういうことでしょう?ハルトムートにクラリッサ何故あなた達がここにいるのですか?」
そこでハルトムートが経緯を話はじめました。
と、ここまで。