現パロ?転生?6 | エミソナのブログ

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※※※※※マイン※※※※※※※※


高校入学してから忙しかったせいかこの所体調が悪い。

まぁバイトも始めたし家に帰ってくればフランとヴィルマの子供カミルのお世話の手伝いもあるから仕方がないのだけど…


まぁ手術して10年。何とか薬で生きてきたけど…お医者様からは移植を勧められている。患者登録で一応は2番だしドナーが現れれば多分すぐだ。けど…私は孤児も同然で母親に捨てられている。移植には膨大なお金がかかるしもはやこれまでか!って感じ。


まぁ私が不幸なら不幸なほどフェルディナンドが幸せになるならこのままジ・エンドでも悔いはない。今生はフェルディナンドをどうしても幸せな人生を子供の頃から親から周りから愛される人生をどうしても送って貰いたかったから神様に願ったのだから。


まぁそれでもあと少しは大丈夫かな?なんて楽天的に考えている。


ディートリンデに見つかってから妙な視線を感じるようになった。きっと彼女が私の悪口を言いふらして悪意が視線に混じっているのだと思う。


今日も昼休みにヒルシュールの所に行かなければならない。


通ってみて分かったのだがヒルシュールは研究に没頭して食事を抜くのだ。まぁ前世と同じですね。そんな彼女に昼食を取らせるのも私の仕事になった。購買に買いに行っていたのだがその時間が無駄なことが分かったのでどうせ自分のお弁当を作っているから2つ作るのも一緒と今はヒルシュールの分も作って持ってきている。それには感謝されている。


研究室のお掃除とフェルディナンドたちの古文書とは別の古文書を手渡されて1人で解読している。


そんなある日ヒルシュールが教頭に呼ばれていない時に突然発作が襲ってきた。


疲れたなと思ったら早めに薬を飲んでいたのだが今日に限り遅かった。


突然襲ってきた痛みにカバンから薬を出そうとして床にぶちまけてしまい…痛みがどんどん酷くなりのたうち回っていたら部屋に誰かが入ってきた!

「マイン!どうした!苦しいのか?」

「っつ…薬を…」

「あぁ今すぐ」

と、誰かが薬を拾ってくれて飲ませてくれた。そのまま意識が無くなり…


目覚めたら病院のベッドの上だった。


あ~ぁやっちゃた。入院になっちゃうかなぁ?母からは通院代と薬代は貰っているけど入院代は流石に無理だし…取り敢えず点滴終わったら退院しよ!しかし誰が薬を飲ませてくれたのかなぁ?ヒルシュールではなかったと思うのだけど。


※※※フェルディナンド※※※


両親の話を聞いて僕は思い出した。5歳のあの時確かにマインという女の子に出会って恋をした。彼女が好きで彼女の笑顔が見たくて彼女の病室に入り浸ったし彼女が望めばヴァイオリンを弾いた。


彼女が退院していなくなった時酷く哀しくて随分と長い間泣いていたと覚えている。


しかし子供の自分には彼の女を探すこともできなくて、そんな僕を見かねた母親が暫くの間ドイツの実家に僕を預けたのだその時に一緒に母親の親友の子供であるアドルフィーネも一緒に行ったことで落ち着いて次第にマインを忘れていった。


だけどこれでハッキリした。あのブックカフェで本当の彼女の姿を見た時にマインであることを心が思い出したのだ。


果たしてマインも僕を覚えているだろうか?覚えていなくといいとは思ったが今回の古文書の研究をアドルフィーネが無理矢理割り込んだことを僕は何も言わなかった。彼女はそれをどう思っただろうか?それが気になって仕方がなかった。


マインが昼休みにヒルシュールの手伝いをしているのは知っていた。そして今日ヒルシュールが教頭によびだされて留守なことも。マインと話がしたくて研究室に行ってみると…マインが苦しんで倒れていた。僕は焦った。床にぶち撒けてある薬を拾い彼女に飲ませると直ぐに我が家の運転手に家の病院に運ばせた。


マインを連れて行った僕を見て母はびっくりしていたが直ぐに処置をしてくれた。


母は僕とマインが同じ高校だったことに酷く驚いていたが…


やはり彼女の状態はあまり良くないらしい。入院したほうがいいらしいのだが…


※※※※※マイン※※※※※※


点滴が終る頃主治医の先生が入ってきた。とっても美人なドイツ人の先生。あの手術の時からずっと見てくれている。彼女がフェルディナンドの母親だと知ったのは手術のあと入院してた頃の病院の演奏会でだった。


あの日フェルディナンドの姿を見て嬉しくて優しい音色のヴァイオリンを聴いて涙が出て…あの先生がフェルディナンドを抱きしめているのを見た時に嬉しくて神に祈りを捧げてた。


そんな変わったことをしている私が気になったのか入院中フェルディナンドが私に纏わりついてきた。でも私は嬉しかった。多分こんなに触れ合えるのは小さな時だけ。私が不幸でいればフェルディナンドが幸せになるし、こんな不幸な女は彼の側に居てはいけない。入院中のほんの少しの間だけ神様が許してくれたのだろうと思っていた。


病室に入ってきた先生に入院するように言われたのだが入院は無理なので点滴が終わったら帰りますと言うと…費用は心配いらないという。


私が不思議に思っていると…フランが中に入ってきてお金は後援者が払ってくれるので心配ないと告げてきた。


どういうことだろう?施設の後援者がなんで入院費まで払ってくれるのか?とっても不思議なんだけど。


しかし体がしんどかったのも事実なので甘えることにした。


入院翌日ベッドの上で本を読んでると…なんと!フェルディナンドが入ってきた!


と、ここまで。