あける。命の夜明け~実践形而上学的言霊学16 | 同胞たる、おっとりとした頬を求めて!

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世界とは、貴方について書かれた書物である。

今回は「あける」を取り上げます。

 

ヲシテ - Wikipedia をご参照ください。

 

「あける」は、古語辞典によると、「明るい」、「赤い」と同根の語で、明るくなる、ものを明るみに出すの意とあり、ここでは夜が明けるイメージを持ちたいと思います。

夜明けを言霊の第一規則に照らして、イメージを膨らませてみましよう。
「なにものかを生きるあなたは、定めなく天と地に繋がれたままに自身に与えられた自分であるものを生き始めるのである。」

今度は、言霊の第二規則に即してみると、
「天はなにものかを生きる処のものに、あなたを定めなく天と繋ぐ処のものに生きるままに、地を天から流れ落ちた、地であるものに生き始めるのである。」

夜明けによって刻々と変化してゆく、雄大な自然を見る思いがします。
夜明けは、この地上のあまたの命が一斉に息づく、一大スペクタクルなのです。
それは死からの復活のドラマであり、あらゆる命は、絶え間なく死と再生を繰り返していることを理解するのです。

ところで、言霊は目で読むものではなく、声に出すものです。

実際に声に出してみることをお勧めします。

声に出すことで、あなたは、自分のうちになにか力が入ってくるのを感じることでしょう。



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