一見矛盾するようなものが、あなたの内で、矛盾することなく息づいている | 同胞たる、おっとりとした頬を求めて!

同胞たる、おっとりとした頬を求めて!

世界とは、貴方について書かれた書物である。

ここまでこのブログで紹介した15の命題についてふりかえってみたい。

 

すなわち、

 

第一の命題は、

 

1-1-1

あなたは、なにものからも現されず、他を自身から現している処のもの

を了解することで、

なにものからも現されず、他を自身から現す処のものに現されるからだであり、

 

1-2-1

また、他から現され、他を現す処のものを了解することで、他から現され、他を現す処のものに現されるからだであり、

 

1-3-1

さらに、他から現されるだけで、他が自身から現されることのない処のものを了解することで、

他から現されるだけで、他が自身から現されることのない処のものに現されるからだであり、

 

1-4-1

そして、なにものからも現されず、なにものもあなたから現されることのない処のものを了解することで、

なにものからも現されず、なにものもあなたから現されることのない処のものに現されるからだである。

 

あなたは、自身が了解する処のものに、この世界に現されているのである。

 

 

 

第二の命題は、

 

2-1-1

あなたは、自身が信じ、基づく処のものを持たなければ、

この世界から自身が肯定されないからだである。

 

自身が信じ、基づくものを持つことで、

あなたは、

この世界から肯定される、

自分であるものを生きているのである。

 

以降、順番に各命題を列記するならば、

 

3-1-1

あなたは、自身の内なるものから、自身があろうとする処のものに生きられるからだである。

 

この世界から自身があろうとする処のものを生きられようとするのではなく、

もとから自身が、自身があろうとする処のものを生きられていることに気付くことで、

あなたは、自身があろうとする処のものに、瞬時のうちに生きられるのである。(第三の命題)

 

4-1-1

あなたは、自身が余す処なく生きられるものから、

欠ける処のないものに充ち足らされるからだである。

 

あなたが余す処なく生きられるものは、

あなたを余す処なく生きることで、

あなたを欠ける処のないものに充ち足らせるものであり、

 

あなたは、自身を余す処なく生きるものから、

欠ける処のないものに充ち足らされているのである。(第四の命題)

 

 

5-1-1

あなたは自身が、この自分ではない自分に生きられている処のものについて、なにも知らない。

あなたは、自身が知らない、この自分ではない自分に生きられているのである。

 

また、あなたは自身を、この自分ではない自分に生かせているものについて、了解することができない。

あなたは、自身が了解しないものから、この自分ではない自分に生かされているのである。(第五の命題)

 

6-1-1

あなたは、あなたを他から分かつものから、

直に生きられることで、

他から分かたれた処のものにかかわられる、

特別なからだである。

 

あなたを他から分かつものから、

直に生きられることを通して、

他から分かたれた処のものにかかわられる、

特別なあなたであるものを、あなたは生きているのである。(第六の命題)

 

7-1-1

あなたは、自身が欠けている処のものから成り立たされるからだである。

 

あなたが欠けている処のものは、あなたがこの世界に成り立たされていることの意味であり、

あなたは、自身が成り立たされている処のものを通して、自身の欠けている処のものを生きているのである。(第七の命題)

 

 

8-1-1

あなたは、他のなにものでもない、このものに保ち持たれている処のものを通して、あまたのものが他のなにものでもない、このものに保ち持たれている処のものを感じ取るからだである。

 

あなたは、あまたのものが他のなにものでもない、このものに保ち持たれている処のものを、あなたが他のなにものでもない、このものに感じ取っているのである。

 

また、あなたは、あまたのものが他のなにものでもない、このものに保ち持たれている処のものを通して、あなたが他のなにものでもない、このものに保ち持たれている処のものを受け取るからだである。

 

あなたは、他のなにものでもない、このものに保ち持たれている、あなたのからだを、あまたのものが他のなにものでもない、このものに保ち持たれている処のものから受け取っているのである。

 

そして、あなたは、あなたを越えたものが他のなにものでもない、このものに保ち持たれている処のものを通して、自身を超えて他のなにものでもない、このものに保ち持たれるからだである。

 

あなたは、あなたを超えたものが他のなにものでもない、このものに保ち持たれている処のものから、自身を超えて、他のなにものでもない、このものに保ち持たれているのである。(第八の命題)

 

9-1-1

あなたは自身の内に、どんなに毀たれても毀たれることのない、自分であるものがあることを知っている。

それは、否むことができぬ、変わらぬ、あなたであるものである。

 

毀たれるのは、いっときあなたが生きられているものであって、否むことができぬ、変わらぬ自身であるものに生きられるものではない。

あなたは、いっときあなたが生きられているものを毀たれることで、否むことができぬ、変わらぬ、あなたであるものを生きているのである。(第九の命題)

 

 

10-1-1

あなたは段階的に、世界から生きられ、また、世界のあまたを生きる処のものを受け取るからだである。

あなたは段階的に、世界から生きられ、また、世界のあまたを生きる処のものに育まれているのである。

 

また、あなたは段階的に、自身から生きられ、また、自身のくまなくを生きる処のものを受け取るからだである。

あなたは段階的に、自身から生きられ、また、自身のくまなくを生きる処のものに育まれているのである。

 

そして、あなたは段階的に、自身を超えたものから生きられ、また、自身を超えた処のものを生きる処のものを受け取るからだである。

あなたは段階的に、自身を超えたものから生きられ、また、自身を超えた処のものを生きる処のものに育まれているのである。(第十の命題)

 

11-1-1

あなたと他とは、自身が他から分かたれた、固有のからだを生きる前に、

他から分かたれぬ処のものを生きる、普遍的なからだである。

 

互いが、他から分かたれぬ処のものを生きる普遍的なからだを分ち持つことを通して、

あなたと他とは、他から分かたれた処のものに協同する、固有のからだを生きているのである。(第十一の命題)

 

12-1-1

あなたは、自身を生きられなければ生きられぬほど、

より生きられるからだである。

 

あなたは生きられぬことで、より生きられる、

自分であるものを生きているのである。(第十二の命題)

 

 

13-1-1

あなたは、自身が与えられている処のものから、

あまたのものを一に統べる処のものに生きられるからだである。

 

あなたが与えられている処のものは、

あなたがあまたのものを一に統べる処のものに生きられる場処であり、

あなたは、自身が与えられている処のものを通して、

あまたのものを統べる、一なるあなたであるものを生きているのである。(第十三の命題)

 

14-1-1

(1×1)

あなたのからだは、

あなたがこの世界を生きる上で、

なくてはならないからだである。

 

あなたのからだを通して、

この世界を生きる、

あなたであるものを、あなたは生きているのである。

 

(1×∞)

また、あまたのからだは、

あなたがこの世界を生きる上で、

なくてはならないからだである。

 

あまたのからだを通して、

この世界を生きる、

あなたであるものを、あなたは生きているのである。

 

(∞×1)

また、あなたのからだは、

あまたのものがこの世界を生きる上で、

なくてはならないからだである。

 

あなたのからだを通して、

この世界を生きる、

自身であるものを、あまたのものは生きているのである。

 

(∞×∞)

そして、あなたとあまたのものとは互いに、

この世界を生きる上で、

なくてはならないからだである。

 

互いのからだを通して、

この世界を生きる、

自身であるものを、互いは生き合っているのである。(第十四の命題)

 

15-1-1

あなたは、自身がつくられているものを超えて、あなたであるものを生きることはできない。

 

あなたが生きることができるのは、自身がつくられている限りの、あなたであるものであり、

あなたは、自身がつくられる限りの、あなた自身を生きているのである。(第十五の命題)

 

 

これらの命題のすべてがあなたの内にある、と私は言おう。

 

ただ、今のあなたが気に入る方に、これらの命題があなたの心の内で偏って見えている。

 

一見矛盾しているように見える命題は、あなたの中でけっして矛盾することなくあるのである。

 

たとえば、

 

自身が基づくものから肯定されるあなたは、また同時になにものにも基づかぬ、自身が了解しない、この自分ではない自分にも生きられているということを、以下の二つの詩が語っているであろう。

 

2-1-29

あなたは、自身の了解しないものを信じ、基づかなければ、

この世界から、この自分ではない自分に肯定されないからだである。

 

自身の了解しないものを信じ、基づくことで、

あなたは、

この世界から、この自分ではない自分であるものに肯定される、

自分であるものを生きているのである。

 

また、

 

5-1-3

あなたは自身が、この自分ではない自分に基づかされている処のものについて、なにも知らない。

あなたは、自身が知らない、この自分ではない自分に肯定される処のものに基づかされているのである。

 

また、あなたは自身を、この自分ではない自分に基づかせているものについて、了解することができない。

あなたは、自身が了解しないものから、この自分ではない自分に肯定される処のものに基づかされているのである。