アリストテレスの形而上学用語として二番目に掲げられているアイティオンは、「原因」「理由」として説明されています。
アルケーの次に挙げられている点が意味があります。
アルケーの実践的な意味が「ここに現わされること」と理解されるならば、アイティオンは「ここに基づいていること」と捉えようと思います。
そして、アルケーにおけるアイティオンは、以下の意味に解します。
あなたが、この世界に現されているということは、第一に、この世界にあなたを現しているものに、あなたが基づかされている、ということです。
あなたを現しているものがあなたを基づかせることで、あなたを生きているのです。
第二に、あなたを現しているものから、この世界に基づかされている。
あなたを通して、あなたを現しているものがこの世界にあまねく顕現するように、あなたは、あなたが生きるものから、この世界に基づかされているのです。
そうして、第三は、あなたを現しているものから、あなた自身に基づかされている。
あなたを現しているものは、あなたの奥深く、あなた自身を通して、あなたを生きているのです。
あなたは、あなたを現しているものに基づくことで、あなたが生きる世界に基づかされ、さらに、あなた自身に基づくことで、この世界に現されているのです。
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