世界は、あなたに基づいている~哲学的試論「ハデウェイヒ」序 | 同胞たる、おっとりとした頬を求めて!

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世界とは、貴方について書かれた書物である。

 アベラルドゥスに始まる神学は、このように言う。


 「あらゆるものは、神に基づいている。


 神に基づかないものは存在しない。」


 私は、これをこのように言い換える。


 「あらゆるものは、あなたに基づく神に基づいている。


 あなたに基づかないものは存在しない。」と。


 それは、このブログのコンセプトでもある。


 「世界は、あなたについて書かれた書物である。」


 ハデウェイヒが自著「幻視」で語られているものも、また、


 あなたに基づく神に基づいたものであり、


 あなたに基づく神である、主なるあなたが、あなたに基づくものを、もとからなるあなたに語りかけているのである。


 次回から、ハデウェイヒの14の部分からなる「幻視」を、独自のアレンジを加えて語っていきたい。


 この13世紀の神秘思想家ないし詩人を通して、神に等しい、あなたの限りない生を描いてみたいと思う。