第3回 自分自身と直に向き合う | 同胞たる、おっとりとした頬を求めて!

同胞たる、おっとりとした頬を求めて!

世界とは、貴方について書かれた書物である。

 中世キリスト教の思想から着想を得た、試みのカウンセリング論の第3回目は、「なにが自分らしいことかを問いかける」です。




 これは、前回の2つの事柄を経て出てくるものです。



 

 つまり、自分の核であるもの→自分に基づくもの以外は真実ではない→自分自身と直に向き合う、というように進みます。




 今回は、中世からルネサンスにかけて活躍した、大宗教改革者であるルターの思想を元に述べていきます。




 ルターは、神との関係を教会を介した間接的なものではなく、じかに神と交わる直接的な信仰を目指したとされています。




 これを自分自身に当てはめるなら、自分自身との関係を他のものを介さずに持つということです。




 すなわち、あなたは、自分自身と向き合うことによって、より強く力づけられます。



 あなたは、あなたが直にあなたの内なる血(生命力)であるものに向き合う(委ねる)ことで、あなたの内なるからだ(命)であるものが、あなたの内なる血であるものから、あらかじめ息づかされるのです。




 また、あなたは、自分自身と向き合うことによって、より高く導かれます。



 あなたは、あなたが直にあなたの内なる胸(声)に向き合う(耳傾ける)ことで、あなたの内なる耳であるものが、あなたの内なる胸であるものから、高く導き、育まれるのです。




 また、あなたは、自分自身と向き合うことによって、より限りなく生かされます。





 あなたは、あなたが直にあなたの内なる腕(手、創造主)に向き合う(委ねる)ことで、あなたの内なる脚(足、被造物)であるものが、あなたの内なる腕であるものから、限りなく在らされ、創造されるのです。







 また、あなたは、自分自身と向き合うことによって、より豊かに満たされます。





 あなたは、あなたが直にあなたの内なる内腑(果実、神酒=ネクタール)に向き合う(味わう)ことで、あなたの内なる肩(器)であるものが、あなたの内なる内腑であるものから、豊かに満ち足らされるのです。







 また、あなたは、自分自身と向き合うことによって、より堅く守られます。





 あなたは、あなたが直にあなたの内なる皮膚(要塞、鎧)に向き合う(委ねる)ことで、あなたの内なる背であるものが、あなたの内なる皮膚であるものから、堅く守られるのです。







 また、あなたは、自分自身と向き合うことによって、より一に支え持たれます。





 あなたは、あなたが直にあなたの内なる骨(よりどころ)に向き合う(委ねる)ことで、あなたの内なる肉身であるものが、あなたの内なる骨であるものから、一に支え持たれるのです。







 最後に、あなたは、自分自身と向き合うことによって、よりあまねく味わわれます。





 あなたは、あなたが直にあなたの内なる舌(世界)に向き合う(味わわれる)ことで、あなたの内なる目であるものが、あなたの内なる舌であるものから、あまねく味わわれるのです。







   *



 このカウンセリング論は、この哲学ブログではおなじみの仮説である、14(心=思想)×14(身体=試技)の視点でもって書かれています。


 慣れない方にはとっつきにくいかと思います。ただ、これはあくまでこのように考えてみたということだと、いうことです。


 真理というものが本当にあるのか、それとも夢幻か。だとしたら、どんな考えをひねくりだしても構わないのではないか、ということがこの哲学ブログの出発点です。



 ゆえに、ここから、なにか分からないことを調べようとすることは間違いの元になりかねませんので、ご用心ください。→インターネットでは、そういう調べもの探しに用いる方が多いと思っています。



 あくまでも、ここは、あなたの探究の場であって、それ以外のものではないことをどうぞご理解ください。









   *



 アマゾン・キンドルストア 、または、自著専門サイト「イリエノコ出版 」より自著刊行作品をご案内しております。