人を巻き込むパフォーマンス | 同胞たる、おっとりとした頬を求めて!

同胞たる、おっとりとした頬を求めて!

世界とは、貴方について書かれた書物である。

DAICHIさんのパフォーマンスを紹介させていただきます。



彼のパフォーマンスはすごい。




人を巻き込んでゆく力を感じました。




そう、パフォーマンスのよしあしは、いかに人を巻き込むか、ということではないかと思います。




人を巻き込むパフォーマンスが、観客とパフォーマーの間の垣根を取り除き、観客がパフォーマンスの一役を担って参加しているのです。




それは、日常から観客を非日常の世界に瞬間移動させることです。




別の見方からだと、観客はそのままだが、普段送っている日常が、突如なにか稀有なものに変容する。




すると、日常が新鮮なものに感じられだすようになる。





この二様によって、人は、解放されるのです。




すなわち、日常から非日常に人を解放することと、日常の方を非日常に変えることによって。





そして、このように、自分を解放してくれたパフォーマーに対して、人は惜しみない拍手を送るのです。




感謝の気持ちを、チップを差し出すということに託すわけです。




パフォーマーは、その快感を知っているから、止められないということになる。





それは、かつて宗教の開祖や哲学の祖たちがやったことです。





心を解放する。また現実の世界を変容させる。





わたしは、自身の役割を知って、その芸に徹するパフォーマーたちの姿に思わず感涙しました(涙するところではないのに、笑う箇所で涙していました)。




その芸を見せてくれたパフォーマーと、パフォーマーの芸に出会えた幸福を感謝したいと、と思います。






次回は、コメディの持つ意味を述べたいと思います。