第13節 あらかじめ互いが理解し合えるものを生きている | 同胞たる、おっとりとした頬を求めて!

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世界とは、貴方について書かれた書物である。

 小説「あらかじめなる女」(仮題)の第13節のテーマは、「あらかじめ互いが理解し合えるものを生きている」です。



 あなたは、あらかじめ互いが理解し合えるものを生きている。



 ただ、そのことに気がつかないだけである。



 なにがあなたに気づきにくくさせているのだろうか。



 それは、あなたが用いている言葉そのものである。



 あなたが用いている言葉が、あなたに気づきにくくさせているのだ。



 あなたが用いている言葉から離れよう。



 あなたの言葉から離れることで、あなたはなにを理解し、なにを信じているかが分かってくる。



 それは、言葉以前の言葉、あなたの根底にある原初なる言葉だ。



 人類が普遍的に持っている言葉である。



 

 「あなたは、自分の言葉から離れて、永遠普遍の言葉によって生きるべきだ。」


 主人公は、これまでのいっさいの観念を捨てて、永遠普遍の言葉によって生きることを誓う。



 そしてサイトの相手と会おうと試みる。



 「あなたは、いったい、どんな人だろう。」 胸をわくわくさせながら。




※このテーマは、古代ギリシャ・ローマの哲学とキリスト教を融合させたトマス・アクィナスからヒントを得たものです。トマス・アクィナスは、異教徒であるイスラム教徒にキリスト教を説くため、イスラム世界から学んだ古代ギリシア・ローマの哲学から得たものを用いて「異教徒大全」を著し、さらに同胞であるキリスト教の修道者たちに対して「神学大全」をものしたのでした。



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