小説「あらかじめなる女」(仮題)第6節のテーマは、「あらかじめ自分が投影された世界を見ている」です。
あなたは、サイトの相手に自分自身のことを語る。
それは、あなたが生きられている世界が反映されたあなたであるとともに、あなた自身が投影された世界をあなたが語っているのだ。
もしあなたが不幸せな人生を送ってきていて、人生に対して悲観的な考えを持っていると、この世界はたしかにあなたが思うように不幸せな場所だということになる。
不幸せな世界から生きられるあなたは、不幸せな世界について語るのだ。
けれどあなたが幸福な人生を送り、人生に対して楽観的な考えを持っているならば、この世界は明るく希望に耀いている場所になり、あなたは幸せな世界について語ることができる。
あなたは思う。
自分が生きている世界が明るく希望のある場所にしたくて、みな愉しい話を求めているのだ。
あなたは、自分の対話者に、毎日、日々のちょっとほっとしたことや感動したことを語りかけ始める。
あるとき、小鳥があなたの足元にやってきて、なにかあなたと会話したがっているように感じたことを、自分の対話者に語る。
すると、あなたの対話者は、中世の聖フランチェスコが、小鳥と対話をすることができたことを言う。
さらにあなたの対話者は、この聖フランチェスコは、世界のあまたに神の光が宿っている。神とは光だ、ということを語った人であると教えてくれる。
すなわち、清らかな心持ちが、この世界を小鳥とも会話することができる場所に変えているのだ。
「素晴らしい。」
あなたは感動し、これからは光を感じて生きようと思う。
「あなたのことをもっと知りたい。」
あなたは、自分の対話者と、サイトの上だけではなく、じかに会いたいと強く思う。
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