プロメテウス 第48回 満たされる肩と満たせる内腑 | 同胞たる、おっとりとした頬を求めて!

同胞たる、おっとりとした頬を求めて!

世界とは、貴方について書かれた書物である。

 今回のテーマは、「満たされる肩と満たせる内腑」です。





 貴方の首と肩の間の窪みを器に見立てるなら、貴方は、貴方であるものを満たす器だということができます。



 貴方であるものを満たす器を、貴方は貴方の求めるべきイデアとして持っているのです。



 貴方は、満たされるべき貴方自身であるものを求め続けます。



 これをわたしは肩の思想と名づけます。



 幸福に満たされるイメージは、この肩の思想から出てきたものと考えることができます。






 この満たされるべき器に対して、それを満たすものがあります。



 満たされる中身であるものは、貴方の内腑に見立てられます。



 それは、聖なる酒、ネクトールです。



 貴方は、聖なる酒で満たされる聖なる杯、聖杯なのです。



 聖なる杯である貴方に注がれた聖なる酒は、貴方自身を乗り越えさせ、貴方を神々しくさせます。



 貴方は、古来より、食べ物を摂ることを含めたさまざまな作法を通して、聖なる力を繰り返し自分の中に取り入れてきたのです。



 これをわたしは内腑の思想と呼びます。






 満たされるべき器である貴方の肩であるものが、聖なるネクトールである貴方の内腑であるものによって満たされることを通して、今日の貴方をはぐくんできたのだということに、わたしはただただ感動するばかりです。





同胞たる、おっとりとした頬を求めて!



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玉川上水沿いの道