今回のテーマは、「満たされる肩と満たせる内腑」です。
貴方の首と肩の間の窪みを器に見立てるなら、貴方は、貴方であるものを満たす器だということができます。
貴方であるものを満たす器を、貴方は貴方の求めるべきイデアとして持っているのです。
貴方は、満たされるべき貴方自身であるものを求め続けます。
これをわたしは肩の思想と名づけます。
幸福に満たされるイメージは、この肩の思想から出てきたものと考えることができます。
この満たされるべき器に対して、それを満たすものがあります。
満たされる中身であるものは、貴方の内腑に見立てられます。
それは、聖なる酒、ネクトールです。
貴方は、聖なる酒で満たされる聖なる杯、聖杯なのです。
聖なる杯である貴方に注がれた聖なる酒は、貴方自身を乗り越えさせ、貴方を神々しくさせます。
貴方は、古来より、食べ物を摂ることを含めたさまざまな作法を通して、聖なる力を繰り返し自分の中に取り入れてきたのです。
これをわたしは内腑の思想と呼びます。
満たされるべき器である貴方の肩であるものが、聖なるネクトールである貴方の内腑であるものによって満たされることを通して、今日の貴方をはぐくんできたのだということに、わたしはただただ感動するばかりです。
玉川上水沿いの道

