互いに対等なものどうしを生き合う 第19回 ベルナルドゥスその三 受け容れてみる | 同胞たる、おっとりとした頬を求めて!

同胞たる、おっとりとした頬を求めて!

世界とは、貴方について書かれた書物である。

 いま自分が置かれている状態を受け容れてみる。


 それが今回のテーマです。



 いま貴方が置かれている状態は、貴方に必要だからです。


 そこは、貴方が、また貴方と貴方の隣人との関係性が、貴方に必要な場所として創造したものだと思ってください。



 どのように苛酷な状況でも、それは、貴方のために創造された場所なのです。


 いま置かれている状態を生きることが、貴方が生きるということの意味です。


 反対に、いま置かれている状態から逃れることは、貴方が自身の生に背を向けることです。


 もしその状態が苛酷なものならば、それは貴方がより幸せになるための準備の場所だと考えてみたらどうでしょう。


 ただ、それも貴方の心がどこまで耐えられるかということにかかっています。


 無理に頑張らなくてもいい。ときに逃げることも必要かもしれない、と軽く考えてください。


 そして、貴方が頑張って、困難さを乗り越えたら、貴方はこれまでよりも強い貴方になっているでしょう。


 また、貴方が置かれた状態がとても楽しいものだとしたら、いま貴方は自分の生を楽しむときを迎えているのです。


 思いっきり、自分に与えられた状態を楽しんで、味わってください。



 人生は、それをどのように解釈するかで、幸福な場所にもなれば、つらい場所にもなります。


 自分の人生をどう解釈するかは、貴方の自由であり、貴方はどのようにも自分の人生を生きることができるのです。


 ナチスの強制収容所を生き抜いたユダヤ人精神科医のフランクルは主著「夜と霧」の中で、同じように絶望的な状況に置かれていたとしても、それをどのように生きるかはまったく自由であるということを述べています。


 すべては貴方の考え方しだいです。


 同じ状況の中でも、貴方の考え方しだいで、よりよく生きることもあれば、より悪く生きることもあるのです。


 

 貴方が置かれている状態は、貴方のために用意してくれたものだと考え、いま置かれている状態を楽しむことができたら最高です。


 貴方は、どのような状態の中でも、いつも、にこやかで、まわりを明るくすることができるのです。