互いに対等なものどうしを生き合う 第3回 エリウゲナその三~隣人を創造する貴方 | 同胞たる、おっとりとした頬を求めて!

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世界とは、貴方について書かれた書物である。

貴方は、貴方の隣人から創造されているとともに、貴方もまた、貴方の隣人を創造しているのです。


貴方がこうあってほしいというものが貴方の隣人に実現されていることもあれば、貴方の中のいやなものが貴方の隣人に投影されていることもあるでしょう。


またとても許すことができない存在は、もっとも許したい存在であるかもしれない。

愛が深いゆえに、愛が裏切られたことに対する憎しみは大きい。

憎しみは、もしかすると愛を取り戻したい行為なのであろうか。


貴方の隣人がとても憧れを抱く存在である場合もあります。

しかし、その隣人自身はじっさい、貴方が憧れを抱くような存在ではなかったりする。

貴方の思いの強さが、貴方の隣人を特別な存在にしている。


そう考えると、貴方の隣人とは、貴方の分身であるとも考えられるのではないか。

貴方の隣人の中に、貴方の血が流れている。


貴方の隣人は、貴方の思いひとつでどのようにもなるのです。

貴方が厭う存在に思うのは、貴方がそのようなものに貴方の隣人を創造しているからなのです。

ならば、貴方が厭う存在を積極的に、貴方にとってふさわしいものに創造したらいいのです。


貴方から貴方にふさわしいものに創造された貴方の隣人は、貴方の最良の友人の一人となるでしょう。


自己分析は欠かせないことかもしれませんね。

どうして、その隣人が貴方にとって気になる存在であるのか。

そこには奥深い意味が隠されている場合があるのです。


貴方が厭う存在は、ひょっとして貴方にとってとても大事な存在であったりするかもしれません。