神とは、あなたから分かたれたものの中で、最後の方のものである | 同胞たる、おっとりとした頬を求めて!

同胞たる、おっとりとした頬を求めて!

世界とは、貴方について書かれた書物である。

 創作神話の第二章です。

 ここでは、どのようにして権力者が現れ、また宗教が説く神が現れたかを語りたい(妄想したい)と思います。

 ※あくまで創作神話なので、あまり真に受ける必要はありません。そういう見方もあるかなくらいの気楽な態度で読まれることをお勧めします。あなたが、互いが争いあわない、平和な世界を創造することのできる、より柔軟な世界観を獲得することが、この創作神話の目的であり、この哲学ブログ全体の願いです。



 あなたを超えてあなたを生きる、あなたの自分であるものは、あなたから分かたれた。


 しかし、あなたを超えてあなたを生きる、あなたの自分であるために、あなたはあなた自身がそこから分かたれた、と教えられてきた。


 こういう逆転は、わたしたちの歴史では、たびたび起こってきたことである。



 同じように、あなたを服従させる権力者もまた、あなたから、あなたを服従させる数多の権力者が分かたれたのであった。


 あなたを服従させる数多の権力者は、あなたが創造したのである。


 数多のものの主として生まれついたあなたは、あなたから分かたれた、あなたを超えてあなたを生きる、あなたの自分であるものによって、数多のものを生きようとしたが、それには限界があった。


 だが、あるとき、あなたは、互いに対等なものどうしが生き合うことで、数多のものを生きる、と聞いた。


 あなたは、それを互いに対等なものどうしを結び合わせる、人類共同の絆であるものと理解した。


 互いに対等なものどうしは、人類共同の絆であるものを通して、一つにまとまることで、数多のものをよりよく生きることができるのである。


 しかし、あなたと、あなたと対等なものとは、あなたを超えてあなたを生きる、あなたの自分であるものの存在を忘れていた。


 やがて、あなたと、あなたと対等なものとの信頼関係は、しだいに損なわれるようになった。

 あなたと、あなたと対等なものとは、互いに対等なものどうしの絆であるものを生きる一方、個々の自分を超えて自分を生きる、自分であるものからも生きられたからである。 


 あなたの同胞は、最初ただ一人で、あなたとの関係を乱していたが、やがて、互いに対等なものどうしを統べるものが現れて、そのものを中心にいつくもの集団が生まれると、集団どうしの争いを生じるようになった。


 互いに対等なものどうしを統べるものとは、あなたを超えてあなたを生きる、あなたの自分であるものが、互いに対等なものどうしの絆であるものを通して、互いに対等なものどうしを生きようための、からだである。


 それゆえ、互いに対等なものどうしを統べるものとは、あなたから生まれてきたのだと言えるのである。

 あなたが、互いに対等なものどうしを統べるものにしたがうのは、それがあなたから出てきたものだからである。


 しかし、互いに対等なものどうしを統べるものは、けっして永遠の存在ではなかった。


 あなたと、あなたと対等なものどうしを統べるものは、たびたび、あなたを超えてあなたを生きる、あなたの自分であるものから、おとしめられたのであった。


 それは、互いに対等なものどうしが共有する、神なる存在として、あなたと、あなたと対等なものどうしを統べるものを超えて、あなたと、あなたと対等なものどうしを生きようとするからである。


 かくして、互いに対等なものどうしを統べるための、宗教が生まれ、その宗教が説く神が現れた。

 宗教が説く神は、あなたから分かたれたものの中で、最後の方のものとして、あなたに現れたのである。


 あなたを超えてあなたを生きる、あなたの自分であるものは、この神のからだを通して、あなたをさらに生きることを欲したのであった。


※あなたを超えてあなたを生きる、あなたの自分であるものが、必ずしも神と一致するものではないことを理解してください。ここがもっとも肝心なところです。