天地創造の神話から生かされている(?) | 同胞たる、おっとりとした頬を求めて!

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世界とは、貴方について書かれた書物である。

 太古の昔より、あなたは、あなたの属する集団の中で、天地創造の神話を共有してきました。


 それはたんに物語ということではなく、あなたの生き方を定めるものでした。

 聞いたからにはそれに従わなければならない、性質のものということです。


 天地創造の神話は、はじめ、あなたの属する集団の長(おさ)が保持していました。


 長が保持するものだからこそ、その物語は信じ、従うべきものとして受け止められ、それ以外の誰かが勝手に語るものは信用されぬ作り話となったのです。


 また、天地創造の神話を継承するものが、あなたの属する集団の長として選ばれていたことでしょう。

 天地創造の神話は、この世の成り立ちと、あなたがここにあることの意味を解き明かします。


 そうして、あなたの属する集団の中で、あなたが担ってゆくべきことを命じてきたのでした。

 それは、どのような社会においても、そして今日においても変わらず機能し続けているのです。


 一見天地創造神話とは気づかれないかたちで、あなたは、あなたの属する集団の中で、生かされているのです。


 すなわち、それはロゴス、または言説という名で。

 言説とは、天地創造神話から物語性を取り去った後のエッセンスのようなものです。


 あなたは、さまざまな言説を受け取ることを通して、天地創造神話にいつのまにかとらわれて生きているのです。

※ここにいう「天地創造神話」とは、わたしたちがいつしか自分たちを縛るために作り上げてしまった閉じられた世界観を指しています。分かりにくい表現になっていることをどうかご容赦ください。