いくつか近現代の(新興)宗教を取り上げてきましたが、今回が最後になります。ほかに有名なものはありますが、これで十分語りつくしたという感があるので、これをもって終わりとさせていただきます。
最後に取り上げるのは、メソジスト教会です。
新興宗教というより、これは既成宗教の中での革新的運動と捉えたらいいでしょうか。
18世紀イギリスで起こったこの革新的運動は、教会と日常生活とが整然と分かたれていることは本来あるべき姿ではなく、日常生活こそが聖なる活動をする場所とならなければならないと唱え、教会を出て、青空の下で説教をはじめたのでした。
それは、それまでの教会を中心とした信仰生活ではなく、自分たちの日々の生活の中に神を持とうとする運動と見ます。
これを詩に託します。
「あなたは、
あなたの、日々息づかれるからだを通して、
あなたを超えてあなたをあらかじめ息づく、あなたの血であるものから、
あなたのより「強くあるもの」に息づかされ、
あなたの、日々はぐくまれる耳を通して、
あなたを超えてあなたを高くはぐくむ、あなたの高き胸であるものから、
あなたのより「聡くあるもの」にはぐくまれ、
あなたの、日々在らされる脚を通して、
あなたを超えてあなたを限られなく在らせる、あなたの限られなき腕であるものから、
あなたのより「とらわれなくあるもの」に在らされ、
あなたの、日々満ち足らされる肩を通して、
あなたを超えてあなたを深く満ち足らせる、あなたの深き内腑であるものから、
あなたのより「豊かくあるもの」に満ち足らされ、
あなたの、日々かばわれる背を通して、
あなたを超えてあなたを堅くかばう、あなたの堅き皮膚であるものから、
あなたのより「貴くあるもの」にかばわれ、
あなたの、日々支え持たれる肉身を通して、
あなたを超えてあなたを一に支え持つ、あなたの一なる骨であるものから、
あなたのより「重くあるもの」に支え持たれ、
あなたの、日々おし拡げられる目を通して、
あなたを超えてあなたをあまねくおし拡げる、あなたのあまねき舌であるものから、
あなたのより「広くあるもの」におし拡げられるのである。」
以上をもってこの哲学ブログの第一ステージは終わります。
ただし、すぐ第二ステージには入らずに、しばらく、これまでのおさらいをしていきたいと思います。