雨天でしたが くっきりと

また出会えました















逆さコップの原理




コップを上向きにしていれば

入るものはあるけど

逆さにしていると

何も入らない




当たり前だけど

今の私には響いた喩え





ネット記事で ふと見たけど

今では 新卒の就職面接でも

「私は、一日8時間働きませんけど、よろしいでしょうか?」

「毎日会社に行きませんけど、よろしいでしょうか?」

なんて質問を面接官に向かって平気でするらしい


圧迫面接なんて無くなりつつあり

私の経験だと

面接官にこちらの条件みたいな質問なんて

出来る立場ではなかったのを思い返すと

売り手市場、買い手市場の変遷などを感じてしまう




使い勝手の悪い、偏屈な職人より

柔軟で臨機応変な契約の方が使い易いのだろう



小学生がなりたい職業のあるアンケートで

会社員 という職業が1位だった例がある



以前も書いたが

海外では普通、自分の職業を記入する場合、

クリエイター とか インストラクター とか

仕事の内容を書くらしくて

日本では 自営業 とか 会社員とか 書く


しかし、会社員と言っても 会社との契約で成立しているので

面接で条件を確認したり、条件を出したりするのが

本来の姿なのかもしれない



伊丹十三監督の映画「スーパーの女」で

「スーパーに必要なのは職人じゃないの」と

偏屈なこだわりのブッチャーに対して言うシーンを思い出す




職人がダメだ という意味ではなく

商品を売る という より現実的、合理的な意味で




何故 このシーンを思い出したかというと

時代の変化に合わせて 自らが成長、進化するには

コップを逆さにしていては無意味だと感じたから。


成長するにはコップは上を向いていないと

何も入らない




なるほど、

私も確かに コップを逆さにしてる節があるなと。

なんか、刺さった



先輩たちからの言葉には 他に

「音楽の演奏に 正解はないけど、いい演奏は ある」

という 今の私にはとても刺さる言葉を聞いた







仕事も 音楽も

一人で出来る事は多分存在しない



一人でやろうとしても

一人でやっているつもりでも

当然 一人でやっている訳ではない

一人でやろうとすればするほど

その事を痛感する



管理職との連携で契約しているのにもかかわらず

ヘソを曲げて無責任にも仕事投げ出して帰る人もいたし、

まるで自分一人だけが仕事しているかのように

他人の給料を自分の働きが出しているような台詞を

平然と吐き捨てる人もいた




そういう人を反面教師にしてきたが

私も 偉そうに 他人の事言えないな

と思った







コロナ禍のせいにしてはいけないが

人を拒絶し過ぎてもダメだよな



毒を盛られたにしても

水が溢れたにしても



新しい水は

次々と流れてくる



水滴しか受け入れられないとしても

徐々に少しずつ

成長していきたいな。



まずは 健康第一だけど。

























私は まだ

己が青春を惜しむほど

我が人生を生きてきてはいないと思う。

まだ、これからだ