エミシの森 -7ページ目

まつろわぬ心 徒然4 手鏡

命を繋ぐためには、異性を好きになり、恋をし、そして結ばれることが必須である

 

(如何なる恋愛の形をも否定しようとは、思わない。あくまでも自然界の生物としての有り様としての話だ)

 

人が人を好きになることは、素晴らしい事だ

恥じることなど無く、むしろ胸を張って誇って良い

 

(のだが、現代社会の歪みは、若者の恋愛離れを助長している)

 

人を好きになり、告白し

交際したり、振られたり、別れたり…

 

時には、大失恋して深い傷を負う事もあろう(ひとつくらいあって良い、痛みを知って得る優しさこそ燻し銀の真の優しさなのだから)

 

もう二度と恋愛などしたくない

と、逃げに走る(逃げっぱなしのまんまが、良いと言えるはずなどない)

 

まるで心の格闘技のようであり、少なからず心身の疲労が伴う…

  

(前置きが長くなったが)恋愛論を述べる気など、さらさらない

 

活きる道、活かされる道を探そうとする時

 

若い時代の恋愛体験は、即ち良き心の鍛錬であり、自分自身を成長させ得る体験である事に、ふと気づく時が来る(かな)

 

恋愛は、自分を映す手鏡

 

あなたの手鏡には、どんな姿が、映し出されているのだろうか

 

恋愛を通して観える、自分自身は、さて果て尊敬できる振る舞いが出来る人なのであろうか