ホーチミン在住コーチのえみるです。
日本語教師の方とお友達になりました。
そして、ベトナムの方に日本語を教える授業をはじめて拝見させていただきました。
その日参加した中~上級レベルの彼女たちは、
各々が選んだテーマについて作文し、
それを全員の前で発表して質疑応答を行なっていました。
正直に書くと・・・
ネイティブスピーカーの私は彼女たちの授業を聞いて、
聞き取れない発音がある、
形容詞と名詞の組み合わせに違和感がある、
時制がバラバラである、
作文の構成がまとまっていない、
と、気になる部分が沢山ありました。
そこで少し想像してみました。
もし、素人の私がこの授業で教えるとどうかるかを。
いちいち発音を訂正し、
いちいち語句を説明し、
適切な文末語尾を探り、
その結果・・・
授業の進行をストップさせ、
せっかく語った意見への尊重を欠き、
生徒のやる気を削いでいく、
そんな授業になるだろうと。
しかし、その日友人は授業を妨げませんでした。
発表者やそれに対する発言者を促す以外は、
生徒が知らない単語を調べるのを待ち、
生徒が言語化できない固有の表現や
聞き取っただけでは書けない単語を板書するのみ。
あまり多くかかわりません。
その結果・・・
生徒同士のぎこちない質疑応答によって、
お互いがもどかしさを感じながら、
相手の言わんところを探り合って、
テーマに対しての思いを交換し合っていきます。
日本語が意思疎通の手段として機能しているのが感じとれ、
生徒たちが楽しみながら学びを深めているのが分かりました。
「余計なことはしてはいけない」
私たちコーチも語学教師の方と役割は同じです。
クライアントと一緒に、直接問題を解決するようなことはしません。
クライアントの成長に焦点を合わせ、行動を促していくだけです。