理不尽な話 | 独女のつぶやき…

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アラフォーエミリンのエッセイ

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 「出し抜くきか!」と怒鳴り顔散らされました。仕事を真面目にしている部下に対するなんたる暴言!

 先週のこと。社長の海外出張について局長と打ち合わせをしたかったので、上司が課長に「相談したいのですが…」と言ったところ「局長は忙しい。今やらなあかんのか!だいたいお前らのところは何事もやることが早すぎる。隣の係も海外出張持っているやろが!調整せんか!出し抜くきか!そうすれば勝ちやからな。てめらだけがよかったらとええんとちゃうぞ!」と特殊な業界の人間しか使わないような言葉で怒鳴り散らしました。

 フツーのサラリーマンが使う言葉だろうか…自然とこんな言葉がでるなんてどんな家庭に育ったんだろうか…こんな輩でも妻子がいるのがフシギですが、ま、身だしなみを全く構わないような妻ですけど…

 10年ほど前になりますが、原発2号機が尊敬する?とかいう上司がエミリンの上司になったことがあります。その上司もエミリンのことをののしったことがあります。「お前は仕事をしない。かわいくないしな!わしの娘は美人やぞ(親にとってはどんな不細工な娘でもかわいいものです。ですからたわけな上司です)」上司はいかに部下に仕事をしてもらうか。部下が仕事をしてくれればひいては自分の評価につながると前の職場の上司は言っていましたが、愚かな上司はいかに部下を潰すか!しか頭にないようです。

 この前の連休、北京に行き駐在している男性と会ったわけですが彼もその上司にぼろくそに言われたとか。「お前みたいなできが悪いのがきた」と…フツーの感覚ではありえないでしょう。そんなことを言われて相手が喜ぶいや真面目に仕事をしよう!という気になりますか?

 この上司、数年前に定年退職しましたがその送別会に出席した人は当然ながら少なかったそう。部長級まで出世(なぜか国際系の人間は能力に反比例して出世する。社長と会う機会が多いからでしょう)しましたから、もっと盛大であってもおかしくなかったはず…と噂されました。

 もちろんエミリンも北京に駐在している彼も出席何かしていません。塩でもまいたろか!と思ったぐらいです。

 それにしても原発の言うことは全く理解できません。「出し抜く」って…なんですかそれ?自分が人を出し抜くことばかり考えているから他の人もそういう考えだと思い込んでいるのでしょう。仕事を手早く進めるのがどこがいけないのでしょう?もし、仮に何かの事情で早すぎるのであれば「この時期に打ち合わせしよう」と言うのが筋と前の職場の上司は言われました。そうでなければ「単なる嫌がらせ」であるとも。

 直属の上司曰く「(2号機は)仕事ができる部下を脅威に感じてつぶしにかかる」と。自分が仕事ができるとは思いませんが、それでも総務の経理のお兄さんもなぜかエミリンに全面的な信頼を寄せてくれている。「経理係でよくエミリンの噂話しますよ!」と。

 だけど悪いけどエミリンは出ますよ、この課。ほんとなら1年で出たかった…2年で出るのも「難しい」と聞くけれどこんな上司とはもうこれ以上仕事できない。モチベーション下がりまくり…それにね、北京の彼が言ったんです。

 「あの人は局長まであがりますよ。そうなったら暗黒時代スターウォーズの始まり…」と。

 何人も部下を潰してきたなあんな奴が局長になる日がくるのか…社長は何を見ているのか。目を覚まして欲しいものです。